この年代のダイハツ車でよく見かける故障のひとつが、ラジエターからの冷却水漏れです。

特にムーヴやミラでは比較的遭遇率が高く、走行距離や年数が経過すると注意が必要なポイントになります。

今回入庫したムーヴも、水温警告灯が赤色で点滅した後に点灯へ変わったとのことで緊急入庫となりました。

点検を行ったところ、原因は予想どおりラジエター。
アッパータンク部分から冷却水が漏れており、冷却系統が正常に機能していない状態でした。
この世代のKFエンジン搭載車はウォーターポンプのトラブルも知られていますが、ラジエターの経年劣化も決して珍しくありません。

オーナー様からは修理費用をできるだけ抑えたいとのご要望があったため、今回は社外新品ラジエターを使用して修理を進めることになりました。
ただし、水温警告灯が点灯するまで走行していたため、エンジン内部にダメージが残っている可能性については事前に説明しています。
ラジエター交換の作業時間はおおよそ1.5時間程度。

交換後は冷却水の補充、エア抜き、漏れ点検を行い作業完了です。


赤い水温警告灯が点灯した場合は、そのまま走行を続けるのは非常に危険です。

オーバーヒートによってシリンダーヘッドやヘッドガスケットが損傷すると、修理費用は大幅に高額になります。
異常を感じたら早めの点検・修理をおすすめします。
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