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現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

新型のいすゞエルフ、23.0型はバッテリーケーブルの脱着要注意!

縦目の新型エルフ。通称23.0型。

この車、バッテリーケーブルの取り外しには特殊な手順が必要になっています。

どういうことかというと、わかりやすく説明するとこの車には12Vと24Vの電源が混在しているということになります。

昔からトラックといえば12Vバッテリーを直列に繋いだ24Vを電源としていました。

23.0型エルフも基本はそうです。

が、一部を12V電源として取り出して、12Vで使っている電装品もあるんです。

バッテリーカバーを外すとこのような接続です。

手前側左が24Vのマイナス。

奥の右側が12Vのマイナスになっています。

そのため、バッテリーケーブルを外すのには手順があります。

バッテリーケースの隣にあるヒューズボックス。

手前に三つならぶ一番奥の60Aヒューズ、これローブローヒューズと呼ばれるヒューズです。

こちらを脱着しながらの作業になります。

フローは以下の通り。

 

各スイッチをOFFにして、スタータースイッチをLOCK位置にして3分以上経過してから行うこと。

バッテリーケーブル取り外し手順

1、スローブローヒューズを外す

2、12V型バッテリーマイナス端子を外す

3、24V側バッテリーマイナス端子を外す

取り付けは反対からになります

バッテリーケーブル取り付け手順

1、24V側バッテリーマイナス端子の取り付け

2、12V側バッテリーマイナス端子の取り付け

3、スローブローヒューズの取り付け

 

他のメーカーでも始まっていたりしますが、最近のトラックは気をつけないといけません。