MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

限定的な使い方に限るけど安心なコンデンサタイプのジャンプスターター

この前コンデンサタイプのジャンプスターターを買ったことはお伝えしました。

 

 こちらです。

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この製品、最大の売りは何か?

実際に使ってみてメリットとデメリットが浮き彫りになりました。

最大のメリットってやはり安全性だと思うんです。

というのも、僕はリチウムイオンバッテリー内蔵のジャンプスターターを2つ現在持っています。ですが、これ連続使用を繰り返すと内部の電池が熱をもって膨らんでくる。

 

他の製品はどうかわかりませんけど、僕が使ってるのは膨らみます。

 

 これなんですけど、よく考えたら危ないですよね。

このArteckのものを僕は3個買いました。一番最初に買ったのは壊れました。それから自宅用に買ったのが1つ。気に入って会社用にも買っておいてあります。

無理して連続使用するとケースが膨らむのが分かります。

危ない。

スマホの充電もできるし、用途が多岐にわたるので愛用しています。

でも危ないのはぬぐいきれない。

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連続使用にも耐えうるし、事前充電が必要ないということでコンデンサタイプを買いました。

実際に自分の車のバッテリーをわざとあげて使ってみたら、軽やかにセルは回りました。

で、今日は実家の180SXカプチーノに使ってみようと思ったんです。

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でも駄目でした。

理由は説明をじーっと読んでみたら納得。このコンデンサタイプのジャンプスターターって、バッテリーが空っぽの車にはつかえなかったんです。

他のバッテリーでコンデンサにチャージすればいいって書いてあります。説明書に。でも駄目なんです。

バッテリーが空になってる車にはコンデンサが放電モードに移らない。

つまり、空っぽのバッテリーを積んだ車には一切使えない。

このジャンプスターターの一番いいシチュエーションは、ある程度バッテリーが残ってる車に対してのジャンピングです。

空っぽの車にはつかえないということですので気を付けてください。