デンソーの1000万台以上に膨れ上がった燃料ポンプリコールですが、死亡事故が発生していました。
その車種はホンダで、当時その車両はリコール対象車ではなかった。
走行中エンジンが停止して、後続車に追突されてしまったという事故です。
その後、警察の調査などでエンジンが停止した原因がデンソーの燃料ポンプであったことが判明しました。
こういった事例、まだ隠れているかもしれません。走行中にエンジンが停止することがどのくらい危険か。
視界の悪い道路や夜間、高速道路などでエンジンが停止してしまうと、追突される危険がグッとあがります。
自車が軽自動車で、後続車がヘビー級のクルマだとひとたまりもないわけです。
リコール対象車はどうすればいいか?
もちろん一番はリコールが終わるまで車に乗らないことが安全です。
しかし、車を使わないわけにはいかない人もたくさんいます。
できる限り見通しのいい道を通り、高速は乗らない。スピード域が高い道路も控えた方が無難です。
高素行道路を走行しないと通勤できない人はディーラーに相談しましょう。
早目にリコール作業を受けさせてくれるかもしれません。事情を話せば代車を借りられるかもしれないですから。
いずれにしろまだ膨れ上がる可能性があると思っています。
燃料ポンプリコールって、エアバッグリコールよりも違った意味でタチが悪いです。
三角表示板かパープルセイバーを積んで、止まってしまった時は後続車へ停止していることを伝えましょう。
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