ゴルフ5のドライブシャフトブーツ交換です。
車検で入庫しましたが、ドライブシャフトブーツが破れていたので交換することに。
国産車とはちょっと違う作業になります。
ブーツが切れていたのはここの部分。
小さいバンドで止めている根元付近です。
いずれにしろ、ブーツが切れてると車検に通らないので交換です。
材質はウレタンっぽく、引っ張られるようなレイアウトなので、切れやすいと思います。
まずセンターのハブボルトを外します。27mmです。国産車はナットですが、ゴルフ5はボルトです。
続いてタイロッドエンドをナックルから切り離します。
続いてキャリパーを外す。ここのボルトは21mm。2本。
左側はパッドセンサーの配線に注意。
ローターもトルクスネジを外して、ナックルから外しておきます。
バックプレートも外します。
ロアアームとボールジョイントのナットを外します。
ロアアームを手で下げると連結が外せます。
続いてハブからドライブシャフトを外します。ハブのセンターボルトをある程度締めて、ボルトをコンコンと叩いてあげると、ハブとシャフトのアウタージョイントのスプラインが外れてきます。
ここからが最大の難関。
ドライブシャフトとアウタージョイントの結合を外します。これが一番難しい。
国産と同じで、アウタージョイントとドライブシャフトを止めているのは一本のCリングのみ。
理屈ではこのようにハブのセンターボルトをドライブシャフトのアウタージョイントに締め込んで行けば外れるはずなんですが、固着していると厄介です。
ネジを締めこんで浮いてきたらネジのストロールが足りなくなります。
そうしたら一度抜いて、今度はその穴から違う棒のようなもので今度は直接ドライブシャフトを叩いてジョイントとの結合を外します。ボルトはCリングをクリアするまでの目安。
ジョイントが外れた図です。
これでドライブシャフトブーツを交換していきます。Cリングやカラーなどは全てブーツセットに入っています。必ずセットで注文しましょう。
恐らくCリングを無事なままアウタージョイントを外すことのほうが難しいかもしれないですから。
ブーツバンドやワッシャなどを順番に入れたら、アウタージョイントをドライブシャフトに打ち込む。
まっすぐにスプラインを合わせて、またアウタージョイントにハブのボルトをある程度締めておく。
で、そのボルトの頭を上手く叩きながらドライブシャフトに打ち込んでいく。
打ち込みが成功したらグリスを入れてブーツバンドをするこれで完成
あとは元に戻していくだけです。
アウタージョイントがすんなり外れれば、それほど難しくはありません。
とはいえ、今なら外国車でも分割式のブーツが結構揃ってるので、そちらの方が作業は圧倒的に簡単です。
YouTubeもやっています。いろんなグッズを試したり、実験を車でしていますのでよかったらチャンネル登録お願いします。
MHOちゃんねる メインチャンネル毎週金曜20時更新
MHOえんぢにありんぐ YouTuber チームMHOにスポットを当てたサブチャンネル
その他運営SNS等
【MHO ENGINEERING】 365日毎日更新 メインサイト
【Twitter】 フォローお願いします。