車検作業はタイミングベルト関係が主なところです。
とりあえず足回り作業を全て終わらせてからタイミングベルトに着手。
今までB型のツインカムエンジンとオデッセイのしかホンダ小型車ではタイミングベルト交換はやったことがなかった。
やはりエンジンが助手席側に載っていて、エンジン回転が左回りです。
中にスプリングを内蔵しているオートテンショナーを搭載しています。
とりあえずタイベルとシール、ウォーターポンプを交換しました。
クランクプーリーはエンジンを回してみるとかなり振れていて、トーショナルダンパがへたっていたと判断したので交換することに。
ちなみにテンショナーの取り付けボルトは
4.5kg・f
クランクプーリーに至っては、前にやったCR-Vと同じくらいの20キロ前後かなあと思っていたらなんと
2.0kg・f + 90度
つまり2キロで締めたあと、90度で角度締めしろと。
スバルのヘッドガスケットみたいなもの。
しかし、ホンダは左回転エンジンです。クランクを固定するにはSSTが必要です。
トーショナルダンパのへたりを感じたので、新しいクランクプーリーを装着。
キーを入れて
クランクのボルトとプーリーにマーキング。
規定トルクで締め付けました。
2.0kg・f までは手でプーリーを押さえながら余裕で締められます。
そのあとはSSTがないため、ミッションケースのサービスカバーを開けて、
後輩にリングギヤにタイヤレバーを差し込んで周り止めをしてもらった状態で締め付けました。
プーリーに印をつけて、90度ネジを締め付けて完成。
トルクレンチで計測してみたら、20kg・fのトルクレンチのほうが先に
かちっ
と音がなったので、実測は20kg・f以上の力で締め付けたことになります。
どんな整備をするにもトルクレンチは必須です。
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