MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

徐々に便利になってきたコネクテッドカーの使い道

トヨタを皮切りに車とインターネットを接続するコネクテッドカーというものがスタートしています。今や各自動車メーカーが採用しています。

 

このコネクテッドカーって、今はまだその性能のすべてを引き出せていません。

コネクテッドカーの性能を完全に引き出すには5Gのインフラが整わないと駄目なんです。4Gの現時点でのコネクテッドカーってどうなのか?

 

 

この前面白いことがありました。 ヤリスです。よく見るとどこか変ではないですか? そうです。フロントバンパーの角が思い切りへこんでいます。前を走っている車が急にバックしてきてぶつけられたというのです。

 

もちろん新車なので修理することに。

今どきの車ってパネルにすでに塗装をかけて部品設定がなされています。つまり、内部が損傷していない限りはバンパーなどを交換すれば済むわけです。 お手軽です。 塗装する手間も省けるというわけ。 そんなこんなで、フロントバンパーを交換しました。

 

もちろん自動ブレーキが搭載されているので、交換後はエーミング作業が必須になります。 全ての作業が終わる頃、販売元のトヨタから電話がかかってきました。

 

「〇〇さんにお買い上げいただいたヤリスからダイアグが入力されてきています。フロントバンパー付近で何か作業していますか?」

 

との電話。そうなんです!コネクテッドカーって、基本的にダイアグノーシスの故障コードなどが入るとトヨタの管制センターへコードが飛んできます。

 

つまり乗っているお客さんの車を24時間モニタリングして、故障を早期発見できるようにしているのです。 管制センターから最寄りのディーラーへ伝達されて、現車を確認してくださいということになる。

 

業販で販売していれば、最終販売元の整備工場へもこういった電話がくるわけです。うーんコネクテッド。 自動運転が進むと、このコネクテッドが非常に重要になります。

というのも車両間で通信をするようになるからです。

 

 

リコールも便利です。コネクテッドカーでうちのシエンタもそうでしたが、OTAと呼ばれるものでいわゆるリモートで制御プログラムを書き換えてくれた。

 

わざわざディーラーで診断機を当てなくても、自宅にいながらリコールができたんですよね。これは便利だなって。

 

ホンダがレジェンドが自動運転レベル3の型式を取得しました。

 

自動運転レベル3っていうのはどういうことか?これはシステムが稼働している間は、運転手が制御するのではなくシステムが制御することになります。

つまり、自動運転システムが稼働している時は運転手に過失はなくなる。

どういうことかというと、スマホなどを見ていたってお咎めできないということになるわけです。 何か事故があったら、車が責任を負う。

 

それだけの制御ができるということになります。車が責任を負う=自動車メーカーが事故の責任を負うということです。

 

ただし、レジェンド以降は消極的になってきています。やはり、自動運転レベル3の段階に持っていくには、いろいろと問題があるんでしょう。

 

自動運転レベル3以上になると、コネクテッドカー同士でのやりとりも重要になるわけです。相互間通信ができるようになれば、事故は絶対に起きないはずです。車同士でどちらが優先でどちらが停止というものを、通信しているから。

 

その技術を後押しするのが5Gの通信技術になります。

 

4Gでのコネクテッドカーは故障の早期発見などがクローズアップされています。

しかし5Gになると相互間通信など自動運転に向けて、どんどんとポテンシャルを発揮するようになるのです。 そんな時代がもうすぐそこまで来ていますね。

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