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現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

電動パーキングが壊れた時、修理代ってけっこうかかりそうだなと思った

カチカチカチカチとレバーを引いたり、ペダルを踏んだりするサイドブレーキ

今の車の多くはこのサイドブレーキが電動化されています。

電動パーキングと呼ばれる機構を備えていて、スイッチングをすると自動的にサイドブレーキをかけたり解除したりしています。

こちらはホンダの電動パーキングです。

ドラムブレーキの中にその機構が履いています。

ドラムの上に見えるのは従来の油圧ホイールシリンダー。ブレーキペダルを踏んだらパスカルの原理で油圧がつたわり、ホイールシリンダーが動く。

それがブレーキシューを広げてブレーキをかけてくれます。

電動パーキングは下に見えるホールシリンダーのような部品。

今までのドラムブレーキはここがただの支点だったのですが、こちらにもシューを広げる機構が組み込まれています。

こちらは油圧ではなくて電動というだけありモーターを使ってます。

部品代こそ調べたことがないのですが、この電動パーキングが壊れると高そうだなと。

電動パーキングのいいところって何か?

これは車のコンピューターが自分でブレーキを制御できる点にあります。

坂道発進のとき、普通のサイドブレーキとマニュアルだと、その動作が難しいですよね。

電動パーキングなら、ホールドモードにすることで、アクセルを踏んだら自動解除にすることが可能です。

そして、クルーズコントロール

前走車を追いかける追従型のクルコンがついている車は、速度調整もバッチリやってくれる。

サイドブレーキの戻し忘れなんていうのも、なくなるわけです。

コンピューターが勝手に解除してくれますし。

メリットいっぱいの電動パーキングですが、壊れると高いんだろうなと。

いつかそんな時も来るんでしょうね。

 

 

 

サイドブレーキワイヤーの交換どころの金額じゃきかなくなりますよね。

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