車の下廻り防錆塗装って、たくさん種類があります。
車検時には水性パスターをシャシに吹きます。スプレーの塩害ガードというものもあります。塩害ガードの方が塗膜は厚いです。
そして、新車の防錆塗装の中にはノックスドールとスリーラスターが有名どころです。
うちの会社でもどちらも施工していて、どっちがいいか?という話になるとノックスドールかなと。
新車時にノックスドールを吹くのは1100という溶剤を使います。水性溶剤で攪拌して専用のガンで吹き付けます。
これが
こんな感じになります。
スリーラスターと比較すると塗膜が厚いです。
スリーラスターを吹くとどうなるか?
こんな感じになります。
見た目も非常に奇麗です。
ほぼ同時期に施工しましたが、ノックスドールの1100は完全に乾燥させるとべたつきませんが、スリーラスターはペタペタしていました。
うちの回りの整備工場はスリーラスターを多く採用しています。
施工を考えるとスリーラスターの方がやりやすくて手間が少ないです。
ノックスドールのほうが施工時に作業者が汚れやすいです。そして、攪拌したりする手間もあるので大変です。
しかし、塗膜はノックスドールの方が分厚くて、経験上ではかなり長持ちします。
なので新車時の防錆塗装はノックスドールが僕はお勧めです。