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現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

新車時の防錆塗装はノックスドールがお勧めという話

車の下廻り防錆塗装って、たくさん種類があります。

車検時には水性パスターをシャシに吹きます。スプレーの塩害ガードというものもあります。塩害ガードの方が塗膜は厚いです。

そして、新車の防錆塗装の中にはノックスドールとスリーラスターが有名どころです。

うちの会社でもどちらも施工していて、どっちがいいか?という話になるとノックスドールかなと。

新車時にノックスドールを吹くのは1100という溶剤を使います。水性溶剤で攪拌して専用のガンで吹き付けます。

これが

こんな感じになります。

スリーラスターと比較すると塗膜が厚いです。

スリーラスターを吹くとどうなるか?

こんな感じになります。

見た目も非常に奇麗です。

ほぼ同時期に施工しましたが、ノックスドールの1100は完全に乾燥させるとべたつきませんが、スリーラスターはペタペタしていました。

うちの回りの整備工場はスリーラスターを多く採用しています。

施工を考えるとスリーラスターの方がやりやすくて手間が少ないです。

ノックスドールのほうが施工時に作業者が汚れやすいです。そして、攪拌したりする手間もあるので大変です。

しかし、塗膜はノックスドールの方が分厚くて、経験上ではかなり長持ちします。

なので新車時の防錆塗装はノックスドールが僕はお勧めです。