MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

クリーンディーゼルのDPFについてのお話

昔のディーゼルエンジンに比べて、今のディーゼルエンジンは黒煙が出なくなりました。

それは、システムが変わったという点と燃料が変わったという点。

現在のコモンレールディーゼルエンジンは、高圧のインジェクターを使って、きめ細かい噴射をしています。

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そして、触媒を使って排気ガスをクリーンにしています。

この触媒がちゃんと機能していればいいんですが、使い込んでくると浄化が追い付かなくて壊れる事があります。

その触媒の交換費用が相当な金額になる。

終いにはコモンレールインジェクターもダメになってしまい、インジェクターと触媒の交換で50万オーバーという修理代。

さすがに50万円は・・・となるので、途中で手をいれないといけません。

一番は触媒をクリーンにしないといけないので、添加剤を入れることもポイントになります。

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航続距離が短い使い方を繰り返していると、触媒が詰まり気味になってしまいます。

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添加剤を入れることで、煤が触媒の中で燃えやすくなるので、健全な状態をキープできる。

ちょい乗りが多い人こそ添加剤を入れたほうがいいと思います。