ダイハツも最近になって燃料ポンプのリコールを発表しました。
トヨタやホンダなどと同一メーカーのポンプを使っていたようで、その台数は1000万台を超えたことになります。
燃料ポンプが動かないと、エンジンまでガソリンがいきません。
ガソリンがいかないということは、エンジンがもちろんかからなくなる。
燃料ポンプの設置はタンクの中に入ってるものと、外にあるものがあります。
昔の軽トラックなどは燃料タンクの外にポンプが付いていました。今はほとんどがインタンク方式です。
ゲージユニットとかフィルターなどが一式セットになっています。
ここからバラシてポンプを交換します。
そもそもなんで燃料ポンプって壊れちゃうのか?
仕組みはどうなってるのか?
燃料ポンプの仕組みって、筒の中に扇風機みたいなものが入ってるとイメージしてください。
それが旋回することで、燃料を突出します。
リコールではこの扇風機の羽部分がケースに干渉して止まってしまうとなっています。
燃料ポンプって寿命でももちろん動かなくなってしまいます。
が、外的要因としては燃料タンクの錆です。
錆がポンプの中に入りこんでしまうと、次第に固着して動かなくなってしまいます。
樹脂製の燃料タンクなら問題はないですが、金属製の燃料タンクはタンク内の錆に要注意。
たまには水抜き剤などを入れておくのもベストです。
梅雨時など燃料を満タンにしておかないと、燃料タンクの中に水滴が発生してそれが沈殿して内部から錆びてきます。
水抜き剤は燃料タンクに発生した水分をガソリンと混ぜ込んで燃やしてしまう役割があるんです。
金属製燃料タンクを使ってる車はたまに入れたほうがいい理由はそこにあります。
それか常に燃料を満タンにしておけば、内部に水滴がたまりにくくなります。
燃料ポンプって部品代でかなり高いし、車種によっては交換が非常に大変だったりするので注意してください。