日産のグロリアです。
国産ハイパワーセダンで、スタイリングのチョイ悪さから人気のグロリア。
このグロリアのデュアルマフラーにはちょっと摩訶不思議な装置が付いています。
マフラーを下からのぞきこむと、何やらスプリングのようなものが見えます。
マフラーの出口を見てみると、スロットルバルブのようなものが組み込まれているのが分かります。
マフラーにスロットルバルブと同じバルブが付いていて、ワイヤーでつながっています。
これは何をしているものなのか?
最初に感じたのは、トルクをうまくコントロールしているのかなって。
マフラーって、口径を大きくすると抜けが良くなります。排気がスムーズになりますので、高回転までストレスなく回りやすくなる。
しかし抜けが良すぎるマフラーだと、トルクが細くなりがちです。絞られたマフラーの方がトルクが出やすい。
これをコントロールしてる機構かなと思ったけどどうやら違うようです。
このワイヤーは室内に取り付けられたモーターにつながっています。
モーターでバルブを開閉しているわけです。
狙いは静粛性。一定以上の回転数になるまではバルブを閉じて、静粛性をキープ。エンジン回転を上げると、モーターを駆動させてバルブを開く。
そんな制御をしているようです。
当時の車にしては凝ったしかけですよね。ちなみにワイヤーやアクチュエーターが駄目になる事があるので、その時は強制的に開けるようにしないとエンジンにはよくないと思います。
スマホミラーリングの某国製オーディオを取り付けた!常時電源の概念なし!すぐに電源入らない!寸法無視で全くお勧めできません!!
MHOちゃんねるではいろんな実験をしているのでぜひ見に来てください。