MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

整備工場の不正がクローズアップされてるけれど、保険会社も結構酷い件

最近だとビッグモーターの不正が毎日のようにニュースになっています。

ビッグモーターは、完成検査の一部を行なっていなくて指定を取り消されたり、板金修理を水増しして作業をしていたなどなど。

まあまあ過激なことをやっていたようです。が、そのビッグモーターの不正をある程度認識していたSという保険会社もどうなんだろうって思います。

今日は、保険会社についてちょっと書いてみます。

と、いうのも保険会社って整備工場側からいうと、たまに酷い対応をされることがあります。

確かに板金で100−0案件の場合って、保険会社が出てきてくれた方が安心です。

というのも、保険を使わないとなった場合、その修理代を回収できるかどうかが心配だからです。

しかし、例えば修理期間中レンタカーを手配したとします。レンタカー特約に入っていれば、被害側、加害側どちらであってもレンタカーが使えます。

日額5000円のレンタカー費用があった場合、できる限り修理する車に近いレンタカーを手配します。

修理が終わって支払いの段階になった時、保険会社の多くがレンタカー代の支払いを渋ってくる。

例えば2週間出していたレンタカーを10日間にしてくれとか、日額5000円はきびしいから4000円にしてくれとかです。

これ往々にしてあるんです。日額5000円のレンタカー費用が出る特約に入ってるんだから、それなりのレンタカーをあてがったのに、支払いが厳しいとか意味不明です。

 

最近ではガラス交換時のエーミングにも野次を飛ばしてきます。

 

エーミング代金が高いからまけろとかそういった類のものですね。うちはフロントガラス交換時のエーミングはそのままガラス屋さんに外注しています。

 

そのため、金額云々でガラス屋さんに注文はつけません。請求された金額をそのまま保険会社へ請求しているので、まけろもクソもないのです。

 

他にも意味不明に保険会社が仲介に入ってくることもあります。

100−0被害を受けた人が、相手と交渉をする時保険会社が間に入ったんです。

相手が無保険だったので、出費を最低限におさめるために工場代車があくまでまってくれとお客さんに伝えました。

しかし、お客さんの加入してる保険会社の人がレンタカー代も請求すればいいんだと入れ知恵をしたんです。

結果、レンタカー代も合算で請求することになり、相手の支払いが滞ったことがあります。

こう言った場合は、修理を依頼してきた被害者さんへ整備工場は請求をします。あとはお客さんから相手に請求してくれとなってしまうんです。

 

お金が絡むことなので、なるべくレンタカーを使いたくなかったのに、いろいろとややこしいことをしてくれる。

 

保険会社も実際に付き合って話してみると、メチャクチャなことが多いです。

 

一時の感情に流されないで、冷静に対応して欲しいです。

 

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