トヨタにKINTOというサービスがあるのをご存知ですか?音楽配信聞き放題のサブスクリプションの車バージョンです。
リース車にもちょっと似ているわけですが、定額でお金を払えば車が乗れる。トヨタのKINTOは新車ですが、今度ホンダが始めるサービス
「ホンダ マンスリーオーナー」
こちらは中古車です。
さあ、このサービス誰が一番得をするか?
まずトヨタのKINTOは筋斗雲から名前を取ってます。こちらは全国展開しています。ただ、まだまだ浸透していない。
さらに言うと、普通に車を買ったときとのシミュレーションをすると、どうしても割高感が否めません。
うちの会社でKINTOのことを聞いてくるお客さんはいませんね。
今度ホンダが打ち出してくるのは中古車ベース。これ、若干メリットが出てきそうな人がいると思います。
まず価格がNBOXで29800円から。最短1ヶ月から最長で11か月まで設定が可能になります。
月額使用料の内訳が車両代、自動車税、自賠責保険、任意保険、登録諸費用、メンテナンス費用の金額が含まれています。
オーナーは燃料代と駐車場だけ用意すればいいわけです。
NBOXの最安タイプはホンダセンシングを搭載していません。自動ブレーキなしタイプのちょっと古い年式のものです。
ヴェゼルハイブリッドでホンダセンシング搭載車は59800円からとなっております。
狙いは一番安いNBOXです。誰が使うといいのか?これは単身赴任をしているお父さんたちです。
昨年台風19号が甚大な被害を発生させました。あの時は車がことごとく水没した。保険会社でレンタカー特約を持ってなかった人は、自腹でレンタカーを借りた人もいました。
1ヶ月レンタカーを借りれば、車種にもよりますが10万円ちかくになります。それがこのホンダNBOXは29800円からです。これはもう選ばない手はありませんね。
単身赴任をしているお父さんで、ちょっと車が必要だなというとき。1か月単位で契約するパターンが一番得をします。
ただこのサービスはまずは埼玉県からスタートします。順次拡大されていく予定ですけど、まだまだです。
こういう使い方もできますね。冬の間だけ借りるというパターン。12月から2月まで3か月。あとはバイクで移動する!
3か月間だけ借りるのであれば自動車税や保険代・車検代を考えれば安い選択です。もし必要な時は追加で1ヶ月借りることもできますから。
車を所有するのって、今後少しずつ形態が変わっていくかもしれませんね。カーシェアにも通じるところですけど。自動車メーカーがこういうサービスに本腰をあげてくると、レンタカー会社などがちょっと苦しくなりそうですね。
上手に使えばメリットがあるサービスです。