MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

豊田自動織機の認証不正問題で、出荷が停止になるエンジンと車種について

トヨタの関連グループである豊田自動織機が、エンジンの認証不正を起こしていた問題についてです。

トヨタが認証申請手続き用に豊田自動織機に委託した自動車用ディーゼルエンジン3機種の出力試験において、違反行為があったことが判明しました。出力試験時に、量産用とは異なるソフトを使ったECUを用いてエンジンの出力性能を測定し、測定する数値が安定するようにバラつきを抑えて報告する行為が行われていました。該当するエンジンが搭載された車両は、グローバルで10車種(うち日本6車種)となります。

なお、該当するエンジン/車両については、工場で生産した量産品を改めて検証し、エンジン出力の規準を満たしていることは確認しております。従いまして、ただちに使用を停止していただく必要はございませんが、該当車両をご愛顧いただき、長らくお待ちいただいているお客様をはじめとする全てのステークホルダーの皆様に多大なご迷惑・ご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

トヨタHPより引用

これを受けて、出荷停止になるエンジンは3種類です。

1GD、2GD、F33Aです。

1GDはハイエースに搭載されています。

 

過去にはデュトロやプラドにも搭載されていました。

 

そして2GD。こちらはハイラックスに搭載されています。

 

F33Aはランクル300です。

 

これが日本導入車になっています。これらの現行製産車は一旦出荷が停止になりますので。

それにしても日野の不正、ダイハツの不正に引き続きの不正です。

トヨタ本体にはこう言った不正は出ていませんが、これだけ関連会社から不正が出てくるとなかなかやりきれないですよね。

DENSOの燃料ポンプ問題もあるでしょうし。

 

早く正常化してほしいですね。