3月25日霞が関の合同庁舎で聴聞会が行われる予定で、日野、トヨタ、いすゞが対象となっています。
一連の日野自動車のエンジン不正問題についてです。
国土交通省は一部報道にある通り、日野の不正があった4機種のエンジンについて型式指定の取り消しをするとされています。
エンジンの型式指定が取り消されるとどうなるのか?
単純に言うと、そのエンジンを積んで新車が販売できなくなるということです。
トヨタにはコースターというマイクロバスがありますが、日野の不正が発覚したエンジンを載せています。
つまり、型式指定を取り消されてしまうと、コースターに載せるエンジンを変えないといけなくなる。
しばらくはコースターを販売できなくなるということですね。
トヨタとしてはとばっちりを受けてしまうパターンですけど、しょうがないですね。他のエンジンを載せるかどうかというところ。
今回の日野の不正はやはり大きな問題として取り上げられています。すでに販売済みの車両については、リコールをしないといけないものもあります。
マフラーを途中で交換して試験を続けたエンジンなど。
型式指定を取り消されるということは、かなり重たい行政処分です。
当面日野は新車を販売できなくなります。新しいエンジンで型式指定を取り直して載せるか、不正のあった4つのエンジンを改良して、再度型式指定を取るか。
これから先、どうなるのか注目です。