MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

3代目シエンタハイブリッド、ハイブリッドバッテリー冷却用のフィルター掃除

トヨタハイブリッドカーには、ハイブリッドバッテリーを冷却するためのファンがついています。

その吸入口にはフィルターが付いていて、定期的に掃除をしてあげないといけないんです。

ここが目詰まりを起こすとコーションがでたりします。

ちょっと前のトヨタハイブリッドカーならこういった表示がメーターに出ます。

シエンタハイブリッドの場合は

駆動用電池の冷却部品のメンテナンス必要 取扱書を確認

という表示が出る様です。

この駆動用電池冷却用吸入部のフィルターは25000kmごとに掃除してくださいと説明書にも記載があります。

8000km乗ったシエンタで掃除をしてみました。

現行シエンタハイブリッドの場合どこについているか?

助手席の下です。

まずは助手席を一番前までスライドさせておきます。

すると四角いBOXが見えるので、この蓋を後方へ引っ張ります。

蓋を外せばこの様にフィルターがすぐに見えてきます。

手前のロックを解除して、フィルターを取り外します。

8000kmなので、さほど汚れていませんでした。

ゴミや埃もそんなについてません。

ちなみに掃除方法ですが、掃除機で吸ってくださいと説明書に書いてあります。

ちょうどハンディクリーナーがなかったので、エアダスターで汚れをさっと飛ばしておきました。

圧縮エアの強いエアブローはしないでくださいと説明書に書いてあります。

奥を見るとブロアモーターらしきものが付いていますね。

ここが詰まると、ハイブリッドバッテリーへ送風がうまくいかなくなるので、温度が上昇して制御が入ります。

すると燃費なんかも悪化しますので。定期的な清掃をしたほうがいいですね。

割と整備に出しても掃除してきてくれない場合もあるので、自分で室内清掃するときに一緒に掃除してください。

脱着は簡単です。