バモスに限らずですが、ホンダのE07Aというエンジンについてです。
キャブの時から進化を続けてきた一つ目前の世代で、軽自動車全般に搭載されてきたエンジン。
最終型はダイレクトイグニッションになっています。
このエンジンでプラグ交換をしようとして、コイルを抜いたらこんな状態。
プラグホールの中身がオイルでぐっしょり・・・。
経年劣化でよくあるあるの光景なんです。
当然プラグを外すと、プラグもオイルまみれです。
このままにしておくと、プラグとコイルがオイルでふやけてしまい、失火してしまいます。
HA4など、キャブ時代でもプラグコードがオイルまみれになってしまうことがありました。
当然、整備をする人間であればヘッドカバーのパッキンを交換しないといけない!となるわけです。
ヘッドカバーのパッキンを交換すれば、ある程度はプラグホールへのオイル漏れは防げます。
しかし、あまり知られてない事実でもあるんですが、それだけでは不完全です。
どういうことかというと、実はその下のロッカーアームシャフトのホルダにも同様にOリングがあり、プラグホールへのオイル侵入を防いでいるのです。
ようするに二段構造になっていると思えばいいんですが、プラグホールパッキンを交換しているのに、オイル漏れがとまらないなぁと。
再度ヘッドカバーを開けてプラグホールパッキンを交換するのはナンセンスです。
そのため、このエンジンではタイミングベルトを交換する時期でロッカーアームも外してその奥にあるOリングもまとめて交換してしまうのが得策です。
このOリングはシリンダーヘッドを脱着しても、ロッカーアームを外さない限りは交換されない部分なので。
プラグホールへオイルが侵入すると、ヘッドカバーを開けるだけでは完治しないので注意してください。
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