カローラに乗った人から、エアコンが効かないと言う相談を受けました。
エアコンを入れるとカチっという音がして作動するはずが、しない。と、言われたようです。
とりあえず、確認してみました。
まずは動作確認。そもそもたまにエアコンスイッチを入れていない人が、
「エアコン効かない!」
なんていうことを言ってくることがあるんです。これは本当の話。
室内を点検すると、確かにエアコンが効いてなくて生ぬるい風しか出てきません。
言われてみれば、マグネットクラッチの作動音も聞こえないなと。
ガスが抜けてしまってるのか、それともリレーかなと。
エンジンルームを見てみて納得。
コンプレッサを見てみると、これはクラッチレスタイプでした。
この車のエアコンコンプレッサはマグネットクラッチを使っていないタイプです。
そりゃカチッという音がしないわけです。
冷媒の負荷に応じてコンプレッサの容量を変える制御をしているのです。
ゲージマニホールドを接続すると、低圧が下がってこない。
どうやらコンプレッサがダメになっているようです。ガスがどこかからリークして、それでオイルも出てしまいコンプレッサがダメになってしまったと。
原因を追求してくと、エバポレーターから漏れているようです。
エバポレーター、コンプレッサ、コンデンサなどを交換必要で、20万円近い修理代となりました。
家のエアコンだって20万円も出せばいいものが買えますからね。
車のエアコン修理ってそう考えると高いなって。そう思います。
たまには性能のいいコンプレッサオイルを入れてあげることも大切ですね。
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