マツダのボンゴです。
この車は、ある程度の距離と時間が経過してくるとリヤのショックアブソーバーのブッシュが磨耗してガタが出てしまいますので交換が必要です。
大体目安は10年10万キロ程度。重たい荷物などを載せるとてきめんです。
どうしてガタが出るかというと、アブソーバーを抑えているブッシュが痩せ細ってしまうからです。
ゴムが固くなってくるとなおさらです。
診断方法は、リヤのアブソーバーブッシュを持って手でさすってみるだけ。
問題ないものはがっちりしていますがブッシュがへたっているものは、ガサガサとアブソーバーが動いてしまうのです。
リヤのアブソーバーブッシュです。主に下のブッシュがへたります。
このリヤのアブソーバーブッシュは左右で挟み込んでいるので、1つのアブソーバーに対して2つ使われています。
17mmのメガネレンチを使って、アブソーバーのネジを外します。
ナット、スプリングワッシャー、ワッシャーの順番に外します。
アブソーバーからブッシュを外していきます。
アブソーバーを外すとき若干きついですが、外せます。
古いブッシュを内側のものも外します。
続いて新しいアブソーバーのブッシュを1つセットする。内側に潤滑剤を塗っておくとスムーズに入ります。
続いてショックアブソーバーを入れて、その次にまたブッシュを入れて挟み込む。
あとはワッシャー類を入れていく。
ネジを締めれば終わりです。
完成。見事にガタつきはなくなりました。
ちなみに新旧のブッシュを見比べてみるとご覧の通り。古いものはかなりペッチャンコです。
最後に品番を載せておきます。社外のOHNO製品です。
ボンゴ リヤショックアブソーバーブッシュ交換でした。