まずはこちらをご覧ください。
これは何かというと、バランサーシャフトです。
バランサーシャフトって何か?エンジンの振動を打ち消す振動を作るものです。
振動を振動で打ち消す!これがバランサーシャフトの役割です。
静粛性を上げる為に、採用されているシャフトですが、軽自動車にも搭載されています。
それが三菱の3G83。
このエンジン、一昔前の三菱の軽自動車全般に採用されていました。
軽トラックのミニキャブから始まり、EKワゴン、ミニカなど。この年代の三菱の軽自動車に積んであったエンジンです。
3G83の場合、このバランサーシャフトが付いているので、タイミングベルトの合いマークは3箇所合わせる必要があります。
カム・バランサー・クランク。この3つのタイミングを合わせないと駄目です。
3G83のタイミングベルト交換は、搭載されている車種によっては結構やりにくいレイアウトでした。
一番やりにくいのがU42型のミニキャブに載せられた時。
基本的に上から整備していくんですが、腰も痛くなるし合いマークも確認しにくいし。
この後のU62型になると真下からタイミングマークを確認できるので、同じエンジンでもレイアウト次第で随分と整備性が変わってきます。
今度はYouTubeで壊れたエンジンの分解動画なんかをあげようかなと考えています。
しかし、最近は載せ替えなどの作業がない!