ゴルフに乗っているお客さんに、天井をなんとかしたいという相談を受けました。
この年代のVWゴルフであるあるな症状なのがこちらです。
天井の内張、いわゆるルーフライニングと呼ばれるものが、浮いています。
ルームランプの位置を見ればどれだけ剥がれてきているかがよくわかります。
どのゴルフもみんなこうなってしまいます。
国産車の場合、内張の糊代部分が多いため、ルームランプユニットに押し込んで急場をしのぐということもできます。
が、ゴルフの場合、寸法が限りなくぴったりで隙間に押し込むことはできません。
さらに布製なので、変な接着剤を使えばすぐに染み込んで変色します。
なかなか厄介なのです。
修理後はこちらです。
綺麗に修復されています。
これは馴染みのシート屋さんで直してもらいました。餅は餅屋ということで、シートを直してもらってる業者さんにお願いしました。
新品の内張を使わずに、現物で貼り直す。ここまで綺麗にできるのはさすがです。
ちなみにドアの内張はさらに深刻です。
これもシート屋さんに聞いてみたら、素材が良くないので交換してしまった方がいいといわれました。
値段を調べるとすごいことになっています。
一つ10万円近いですね。
そもそも生産終了となっているので、やはり現物を修理するしかないっていうことですね。
内張はある程度硬い素材であって欲しいですね。