トヨタのGR86とスバルのBRZ。2代目に切り替わって、エンジンがFA24になりました。
2リッターから2.4リッターになったんです。
この進化は概ね好評です。
しかし、このFA24というエンジンは、界隈でちょっとした話題になっています。
というのも製造時に液体ガスケット必要以上に塗布されて組み上げられ、そのあまったカスがストレーナーを詰まらせる。
といったトラブルが日本だけでなく、海外にも波及しています。
これに対してトヨタはリコールなどの処置をしていません。
問題はオイルストレーナーを詰まらせるという問題です。
しかしこのFA24って、オイルパンをはがすのに5.8時間。
そんな整備指数を割り振られています。
工賃ベースでいうと4万円コースっていうところですね。
じゃあ4万円出してオイルパンをはがせばそれでいいのか?
というと、液体ガスケットのカスがいろんなところにあるわけで、それらが完全に落ちてくるのかどうなのかっていうのは時間が経過しないとわからない。
つまり、オイルパンをはがしてもその後にまた液体ガスケットが剥がれてつまるというっことが考えられるわけです。
困りますね。
最強の解決法はエンジンのオーバーホールです。
ただ年式も新しいし、オーバーホールに踏み切る人は少ないので、最低でも油圧計をつけておいたほうが安全だと思います。