僕が乗っている車は、エンジンオイルの消費が激しいです。
そんな車に、この前のオイル交換でワコーズのエンジンパワーシールドを入れてみました。
それから1000kmほど走ってみたので、どの程度オイル消費が変わったのかを計測してみました。
エンジンパワーシールドは新油にあらかじめ攪拌した状態にしてエンジンにいれます。
昔はエンジンオイルシールコートという名前で、缶に入ったタイプでうられていました。それが今はチューブタイプになっています。
オイルがなくなる原因って、2つあります。
1つは外部へ漏れる、いわゆるオイル漏れ。ガスケットやオイルシールから外部へ漏れてくるのが原因です。
そしてもう1つはオイルがエンジン内部へ入りこみ、燃えてしまうもの。
僕のエンジンはこちらにあたります。外部へ漏れている形跡がなく、排気ガスが白っぽい煙を出しているからです。
エンジンは完全燃焼すると、煙はほぼ出ないのです。煙が出るのはオイルが燃えているからに他なりません。
エンジンパワーシールドを入れてから1000km走った時点でどうなったか?
添加後1092km走りました。
気になるオイルゲージはこちら。
FULLまで入れていたオイルが、やはり減っているのがわかります。
ちなみに一晩おいた状態で計測しているので、ほぼオイルはオイルパンに戻っているはずです。
今までだったら1000km走ったらゲージの半分位まで減っていました。
それを考えると、オイル消費は緩やかな傾向になっています。
つまり、添加剤が効いているという事になります。ただ問題はこの状態をどのくらいキープできるかということ。
どういうことか?
次回オイル交換をした時にも、この位のオイル消費で済んでいればエンジン内部の問題が解決したことになります。
添加剤で膠着状態にあったピストンリングの動きが復活したということ。
オイル添加剤の本当に期待したいところは、添加剤を入れているときだけでなく入れ終わった後にエンジンを本来の姿に戻してくれることです。
引き続き経過を観察します。