DIYで、エアコンの効き増強作戦をやってみました。
具体的には後付けのウォッシャーキットを使って、エアコンのコンデンサへ水を噴射するシステムをつくりました。
今回買ってきたのはこちら。
汎用のウォッシャーキットです。
これだけ入って2000円しないという、なかなかお買い得なものです。
早速作業します。
最初は梱包されてるスイッチを運転席近くへセットして、なんて構想を練っていたんですけど大変なので辞めました。
既存のリヤウォッシャーにかませる形を取ります。
全部がボンネット下にある車なら完結できるけど、アトレーはいすの下にエンジンとバッテリーがあるので。
助手席のヘッドライトを外さないと、ウォッシャータンクが外れません。
ウォッシャータンクに上下へモーターが設置されています。
上のモーターがリヤです。
リヤウォッシャーの配線にかませます。
お試しなので、配線処理もエレクトロタップでやってしまいます。
ホーンを移設して、ラジエターサブタンクの後ろへウォッシャーの袋を配置します。
こんな感じです。あとはノズルを1つはコンデンサ。もう1つはインタークーラーへ向けて設置。
これでスイッチを入れるとインタークーラーへも噴射。コンデンサへも噴射。
パワーも上がるしエアコンも効くということになるはず。
作業は雑ですが、見た目はノズルがついたことが分かりにく位置につけました。
インタークーラーへも噴射。
結果どうなったか?
真夏の真昼間に、アイドリングでどこまで吹き出し口が冷えるかを確認。
16.5度~16.3度くらいを行ったり来たり。電動ファンが回ってますけど、これが頭うちのようです。
早速スイッチを入れて噴射すると、なんと温度が下がっていきます。
気化熱でコンデンサの熱を奪っていくのでしょう。
結果、2度下がりました。
こんなに効果が出るとは思わなかったのでビックリです。アイドリングだから余計なんでしょうね。
電動ファンでいくら風を通しても限界があります。そこに水を噴射して気化熱で熱を奪っていくと、さらに2度さがると。
インタークーラーの方もランエボなどが同様のシステムを搭載していたので、おそらく効果はあるでしょう。
タンクが空になるのが早いので、ここぞという時だけしか使えません。ペットボトルに水を入れておけば道中補充できるので、真夏の高速道路なんかもお勧めですね。