MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

エアコン増強作戦!後付けウォッシャーでコンデンサに水を噴射したら、エアコンの効きはどうなった?

DIYで、エアコンの効き増強作戦をやってみました。

具体的には後付けのウォッシャーキットを使って、エアコンのコンデンサへ水を噴射するシステムをつくりました。

 

 

今回買ってきたのはこちら。

汎用のウォッシャーキットです。

これだけ入って2000円しないという、なかなかお買い得なものです。

早速作業します。

最初は梱包されてるスイッチを運転席近くへセットして、なんて構想を練っていたんですけど大変なので辞めました。

既存のリヤウォッシャーにかませる形を取ります。

全部がボンネット下にある車なら完結できるけど、アトレーはいすの下にエンジンとバッテリーがあるので。

助手席のヘッドライトを外さないと、ウォッシャータンクが外れません。

ウォッシャータンクに上下へモーターが設置されています。

上のモーターがリヤです。

リヤウォッシャーの配線にかませます。

お試しなので、配線処理もエレクトロタップでやってしまいます。

ホーンを移設して、ラジエターサブタンクの後ろへウォッシャーの袋を配置します。

こんな感じです。あとはノズルを1つはコンデンサ。もう1つはインタークーラーへ向けて設置。

これでスイッチを入れるとインタークーラーへも噴射。コンデンサへも噴射。

パワーも上がるしエアコンも効くということになるはず。

作業は雑ですが、見た目はノズルがついたことが分かりにく位置につけました。

インタークーラーへも噴射。

結果どうなったか?

真夏の真昼間に、アイドリングでどこまで吹き出し口が冷えるかを確認。

16.5度~16.3度くらいを行ったり来たり。電動ファンが回ってますけど、これが頭うちのようです。

早速スイッチを入れて噴射すると、なんと温度が下がっていきます。

気化熱でコンデンサの熱を奪っていくのでしょう。

結果、2度下がりました。

こんなに効果が出るとは思わなかったのでビックリです。アイドリングだから余計なんでしょうね。

電動ファンでいくら風を通しても限界があります。そこに水を噴射して気化熱で熱を奪っていくと、さらに2度さがると。

インタークーラーの方もランエボなどが同様のシステムを搭載していたので、おそらく効果はあるでしょう。

タンクが空になるのが早いので、ここぞという時だけしか使えません。ペットボトルに水を入れておけば道中補充できるので、真夏の高速道路なんかもお勧めですね。


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