一部の車ではサービスキャンペーンになっていますが、スズキ車のエンジンがかからないという事について書いてみます。
というのも、この故障はセルモーターが故障した時と似ているからです。
プッシュスタートスイッチを搭載しているスズキ車で、スイッチを押してもエンジンがかからない。
そんな感じで、まずは電話がかかってきます。
頭の片隅にサービスキャンペーンの該当者かな?と調べてみるものの、対象外。
この時点で原因を探り始めます。
とりあえず、車を預かるために、その場で何とかエンジン始動を試みる。
セルの付近をペチペチと叩いて、エンジンが始動。
うーん、これはセルモーターかな?
と、考えやすいのです。
しかし、最初にするべきはダイアグコードの確認です。
症状が再現できなかった場合、もしかしたらダイアグコードが残っている可能性があります。
B1162のステアリングロックユニット系統のコードが入っていたら、サービスキャンペーンに該当していなくても怪しいです。
できれば故障を再現してからの方が誤診は防げますので要注意。
ようするに、サービスキャンペーンの対象車以外でも壊れるという事なんですよね。オートステアリングロック。
ちなみに部品は21600円。高いです。