MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

テスラのモデルY、高度な技術の反動で板金が大変なことに

テスラのモデルYですが、超巨大のアルミダイキャストマシーンでリヤパネルを製造しています。

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当時のネットでニュースになりましたが、この巨大なパネルです。

通常の車ならリヤを構成する部品として、複数のパネルを組み合わせて製造されています。

そして中国で話題になったのがこちら。

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結構激しい事故ですが、日本であれば40万弱くらいの修理代でしょうか?

バックドア、バンパー、フロアパンやフェンダー

では、このモデルYの場合はどうか?

やはりアルミの超巨大ダイキャストマシーンで製造されたリヤパネルが相当で、修理代が300万円オーバーだと伝えられたようです。

500万円台で買えるはずのモデルYが、この事故で300万円。

これは・・・。

やはり最先端の技術っていうのは、壊れたときの反動も相当なんですね・・。

 

初代NSXってアルミボディで、板金が従来とはまったく違いました。基本的に部品が供給されるのであればパネル交換ですね。

ですが、部品が出なくなったら、困ると。それに近いものですね。著しくパネルが変形してなければ、板金して修理はできるんでしょうけど。