MHOエンジニアリング

現役自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

よく壊れるリレーを分解してみた。4極リレーと5極リレーの違いとは?

電子部品でそこそこの交換頻度なのはリレーです。

スイッチとリレーは、今も昔も良く壊れる。接点を使ってるものなのでしょうがないのですけど。

 

今日は壊れたリレーを分解してみました。

 

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なんのリレーか忘れたけど、多分エアコンコンプレッサーのマグネットクラッチリレーだと思われます。

 

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足を見てみたらなんと5極カプラーではないですか!

 

スタンダードなリレーは4極で、そのうちの2極に電源電圧を入れるとスイッチONになって、残りの2極に電気をつなげるという役割をしています。

 

5極だと何が違うのか見てみます。

 

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手前の3本脚の両端がコイルにつながっています。

つまりここに12Vを与えると、コイルが電磁石になって接点を切り替える。

 

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元々の状態から

 

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接点が切り替わる。

 

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リレーを眺めてみたら、左の縦に伸びてる足2本につながる回路になっています。

 

5極カプラーなので、4極との違いは何か?

 

4極の場合は回路をつなげるのに対し、5極の場合は回路を切り替えることが可能になりますね。

 

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つまり、最初何もしない状態だと右側の足3本のうち、真ん中の足と、一番左の足がつながっている。

 

それを電源電圧を加えて切り替えると左2本の足に回路が切り替わると。

 

こんな回路ですね。

 

具体例として、フォグランプなんかどうでしょうか?

 

フォグランプって4個ついていもいいんですけど、同時に3個以上点灯してはいけないという縛りがあります。

 

つまり、フォグランプをハイ・ローで切り替えるなんていう動作をさせたいとき、この5極カプラーを活用できるねと。

 

4極リレーは遠隔スイッチとしてつかうけど、5極リレーは遠隔切り替えスイッチとしてつかえるという事になります。