たまに依頼をうけるのが、ガソリンを入れようとしたら給油口が開かないからどうすればいい?というものです。
給油口って、運転席近くにレバーがあって、それを引っ張ったりするとパカっと開くタイプのものだったり。
ドアロックと連動して、蓋にロックがかかるタイプだったり。
単純に鍵を回して開けるものだったりと様々です。
トラックなどは、給油口のキャップ自体にキーシリンダーを付けていますね。
ある程度アナログ式のものなら何とか開けられます。
ただし、ドアロックと連動されている、いわゆる電動化されている給油口は厄介です。
このポロもその1台です。
ドアロックを解錠すると、フューエルリッドのロックが解除されるので、ただ蓋を手で押すとパカっとひらくはずなんです。
これでも開かないという事は、ドアロックと連動してロックする部位に不具合が発生しているという事。
こうなると、簡単にあけられなくなります。
ちなみにこのポロは、この部品が壊れていました。
フューエルリッドのフタをロックさせるアクチュエーターです。
ドアロックスイッチでモーターを駆動させて、ロックしたりしなかったりをする部品です。
電源はきちんと来ていたので、アクチュエーター本体の部品ですね。
このドアロック連動型のフューエルリッドは、同様のトラブルが起きることが考えられます。
回避しようにも、ガソリンをカラカラまで使い切ってしまうと立ち往生する羽目になるので、ある程度年数が経過した車は半分くらいガソリンが減ったら給油するようにしたほうがいいかもですね。
いざこわれたとしても、ガソリンが半分残っていれば、整備工場までたどり着けますから。
いろいろ便利にはなってきているど、壊れたら困るものが増えてきたなと。