スズキのアルトです。オイル漏れがしているということで、診断していったらどうやらヘッドガスケットから漏れていました。
というわけで、アルトのヘッドガスケット交換。
この車両はターボなので、若干手間がかかります。
外すものがNAよりも多い。インタークーラーなどをとりあえず外します。フロントバンパーも外す。
このエンジンは2バルブエンジンですね。
タイミングベルト・タービンなどを外してシリンダーヘッドを外します。
タービンのパイプを外すのに曲がった10mmのレンチがないと作業性が悪い。
さくさくと外していきます。
タービン廻りのパイプを外したらヘッドを外します。
ヘッドをはがしました。ここからブロックとヘッドを奇麗にしてガスケットを交換します。
ついでにオイルクーラーのOリングも交換。
ヘッドが下りている今なら作業しやすいです。部品は数百円。
ここからオイルが漏れてきます。
オーダーはオイル漏れ修理なので、漏れている箇所は徹底的に直します。
新品のガスケットです。
ヘッドガスケットを装着。
ヘッドガスケットって、金属のような紙のようななかなか不思議な素材です。
イン・エキマニを付けた状態でヘッドを降ろしたので重たい。
2バルブです。
シクネスゲージで歪みを測定しましたが、使用可能範囲内です。
ヘッドを載せたら組み上げていきます。
組み上げたら洗浄して終了です。
オイル漏れはバッチリと直りました。
走行距離は10万キロには満たなかったけど。オイル管理はいいとは言えない状態でしたね。
11万キロオーバーのアトレーワゴンにWAKO′Sのフューエルワンを入れて走った後燃焼室を撮影した結果
