僕は現在は整備士をやりながら、社内内部を管轄する仕事をやっています。メインの整備陣の手が足りない時は助っ人に出たり、営業で待ち合わせの人がいる時は対応したり。
整備士の作業フローを管理したり、後輩の育成にあたったり。
事務所にいると、営業マンとお客さんのやり取りをよく目の当たりにします。そんな時、たまにいるのが営業マンに言われるがまま車を決める人。
一定多数いるという事実です。
僕からすると、信じられないんです。
車ってよく表現されますけど家の次に高い買い物。軽自動車だって新車なら200万円の世界になりつつあります。。
この車種がほしい!と言って営業マンに相談に来る人ももちろんいますけど、そうでない人もいるという事なんです。
よくあるのが、車検で入庫。受け入れをして概算見積もりを出したら、直さないと車検に通らないところが多数あり、高額になる。
タイヤとかマフラーが駄目っていうパターンですね。
おそらくそんなにお金がかかるのなら、これを機に買い替えるか・・・。こういう流れで買い替える人が多いです。きっかけになりますね車検見積もりが。
でもこういうパターンだと、欲しい車があって買うというところからスタートしてません。何となく乗っている車は古くなってきているけど、車検は通す。
まだ乗るつもりでいたけど、車検でお金がかかるから買い替える・・。
下調べをしてない段階での商談モードになると、条件がどんどんと絞られてくるんです。例えば車検が切れるまでの間に間にあう車はあるのか?とか。
今なら補助金がでるからどうだ?とか?
業販先のDディーラーがキャンペーンを打ってるから、キャッシュバックということで付属品をサービスしてくれるとか。
そうこうしていると、じゃあ無難にその車でいいやって。
流されるまま車を決めていくしかないパターン。まあこれもこれでアリなんでしょうけど。
どうしても今乗っている愛車とはずっと付き合っていきたい!ということであれば、車検で高額な見積もりになってもブレません。
でも、そこまで愛着がないけど不満もないという人は、愛車との突然のお別れは車検の見積もりでやってくるかもしれません。
何が言いたいのかというと、車はある程度古くなってくると修理するのに費用が掛かります。これはもうしょうがない。
そんな時って、必ずやってくるので、たまには今売ってる車がどんなのがあって、あんな車もいいよなぁって思いを巡らせておくのもいいんじゃないかなって。
そうじゃないと、全部スペーシアとかタントとかになっちゃいます(笑)
スペーシアとタントってストライクゾーンがものすごく広い車なので、若い人からお年寄りまで
「じゃあそれでいいや」
ってなりやすい車だったりします。