MHOエンジニアリング

現役自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

ラジエターの漏れが確認しにくい車

今の車って、9割位エアコンがついてます。

僕が子供の頃って、外気温は暑くても30度くらいでした。それもたまーに30度超えたくらいの時代だったと思うんです。

でも今は35度以上が当たり前で、それが夏の間ずっと続く。こりゃたまらんということで、車にエアコンは当たり前の装備になっています。

 

そして、エアコンを構成する部品の一つにコンデンサがあります。

コンデンサはコンプレッサから圧送された高温、高圧のガス状の冷媒を冷却して液状冷媒にするためのものです。

 

エアコンガスにとってのラジエターみたいな部品です。

もちろん走行風を通してやらないと意味がないので、ほとんどの車はラジエターとならんでマウントされています。

 

コンデンサの方が前方にある車が多くて、ラジエターの点検がしにくい側面もあります。

 

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そしてこちらはアトレーです。

 

コンデンサが手前でラジエターは奥にあります。

 

通常はフロントバンパーがとりついているので、ラジエターってぱっとみ外からだとほぼ目視ができない状態にあります。

 

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そしてこの通り。アッパータンクからクーラントが漏れた形跡があります。

 

ちなみにこちらの車両はエアコンコンデンサの交換作業中。

バンパーを外して、コンデンサを外しにかかったらまさかのラジエター漏れ発覚。

 

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全周にわたってリークしているので、OHするか交換しないと駄目ですね。

 

修理するのはコンデンサを外さないと駄目なので、一緒にやれば工賃が浮きます。

 

とりあえずコンデンサーだけ交換してエアコンが効くようにすればいいなんて、悠長に構えていれば、エンジンがオーバーヒートするかもしれない。

 

そしてどっちみちまたコンデンサを外さないと駄目だから。

 

一緒にやるしかない。

 

重要部品が目視できない位置にある場合、見極めも慎重にやらないとだめですよねという話でした。