車がオーバーヒートするのって、冬でも起こりえます。
しかし、外気温が高い夏の方がもちろん条件的にはオーバーヒートしやすいです。
真夏が来る前に手を入れておきたい冷却系統。メンテナンスポイントを紹介です。
まずはクーラントの状態。
そもそも交換時期を過ぎても使っていると、冷却ラインが錆びてしまい目詰まりをします。それに伴ってオーバーヒートするので古くなったクーラントは交換してください。
サーモスタットは急に壊れるので、10年も使っていたら交換しておくと安心です。
ウォーターポンプは水漏れや異音が出てきたらすぐに交換。
もちろん駆動してるベルトも、細くなってきたり亀裂が入ってきたら交換してください。
続いて電動ファンのチェック。
渋滞や信号待ちなど走行風がラジエターに当たらない時、水温が決まった温度に達するとスイッチが入ってファンが回ります。
強制的に風をラジエターの通して水温を下げるんですが、これが壊れることがよくあります。
エアコンスイッチをONにして、電動ファンが作動しなければモーターの故障も考えられるので点検してください。
そしてラジエター本体です。
特にダイハツのはアッパータンクがよく割れます。
15年くらい前のダイハツ車全般は、もはやラジエターは消耗部品と割り切って交換をした方が安全です。
他のメーカーはそこまでラジエターがパンクしないんですけど、この年代のダイハツ車はよく壊れます。
冷却系統の整備はどうしてもクーラントが抜けてしまうので、ある程度まとめて作業をした方が得策かもしれません。
ロングライフクーラントを使ってれば2年ごと交換になるので、クーラント交換のタイミングで少しずつ修理していくのも手です。
スーパークーラントなど、交換するのが嫌だなという人は、クーラントリカバリーを入れると性能を取り戻せますので使ってみてください。
僕もよく使ってます。
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