MX-30 Rotary-EVがデビューして、新型のロータリーエンジンが搭載されました。
まだ実車を見たことはないのですが、説明書を閲覧する事ができたので気になるメンテナンスデータを調べてみました。
新開発されたロータリーエンジンです。
MX-30 Rotary-EVではロータリーは発電機として使われます。
気になるオイルなどはどうか?
推奨エンジンオイルはグレードと粘度は以下の通りです。
API SN 以上 (SAE 0W-20、SAE 5W-30)
純正推奨はこの3銘柄。マツダはECO7を使ってほしいと書いてあります。
純正モーターオイルゴールデン ECO 7 (0W-20)
純正モーターオイルゴールデンターボ (5W-30)
純正モーターオイルゴールデン SN (5W-30)
交換スパンは15000kmまたは1年ごとです。
オイルの量はフィルター同時交換で5.4Lです。シングルローターのエンジンにしてはオイルの量が多すぎる・・・。
多分、ロータリーエンジンってオイルを消費するエンジンという認識が薄いので、マージンをとったんじゃないかなと。
ロータリーって、メタリングポンプでオイルをエンジン内部へ供給しています。2サイクルエンジンのように潤滑の目的です。
つまり、ロータリーエンジンってオイルを燃やしながら走っているのです。そのため、オイル量が減ってくる。
初めて乗った人がびっくりしないようにオイル量を増やしておいて、対応しているのではないかなと。
ちなみに規定量までオイルが減るとこのランプが点灯します。
1Lほどオイルを補充する必要がありますので。
多分この車を買う人って、かなり少ないと思います。ロータリーエンジンの特殊性を含めて知った上で買っていると思うので、その辺りは大丈夫だと思いますが。
この新型ロータリーエンジンが次期RX-7に搭載されることを願っています。