MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

ラジエターキャップもスーパークーラントと同じタイミングで交換を

ラジエターキャップって、劣化する部品だっていうイメージがあまりないかもしれません。

というのも、交換頻度が相当低いからです。しかし、内部を構成しているゴムのパーツなどが劣化してくると、その性能を発揮できなくなります。

交換周期で言うと、不良になったら即交換の他、5年から10年くらいの間で交換して行った方がいいと思います。

ラジエターキャップが不良になると、結構危険なことになる。

ラジエターキャップ不良で起きる故障は、まずは単純に水漏れ。

パッキン部が損傷すると、キャップをしていてもじわりじわりと漏れてきます。

そして、圧力を正常に保てなくなることで、オーバーヒートを誘発します。

冷却システム内の圧力が適切に調整されず、エンジンの冷却効果が低下する可能性があります。また、過剰な圧力が発生すると、冷却システムのパイプや部品が損傷する恐れがあります。

いたずらに加圧される数字を変更してはダメだと言うことです。

交換するタイミングって難しいですけど、初めてスーパークーラントを交換する時や、冷却系統のパーツを交換するタイミングで一緒に変えるのがいいかもしれません。

キャップの交換はもちろんエンジンが冷えてる時に行ってください。

ぼくも今回自分の車で交換しました。12万キロ走ってしまったけど。ラジエターキャップって部品を間違えるとえらいことになるので、適合性はしっかりと調べてください。

 

 
スーパークーラントの交換が面倒な人は、クーラントリカバリーを入れると寿命を延命できます。

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