ポップアップルーフなどを搭載して、キャンピングカーの先駆けとなった車。
WLというエンジンを積んでいるボンゴフレンディ。
エンジンのラジエターホースから水漏れが発生していたので、ホースを交換後、クーラントを入れ替えることに。
この車両はクーラントのエア抜きが難しいとされている部類に入ります。
それをレポートしたいと思います。
整備解説書に記載されている通りに順序を追っていきたいとおもいます。
ちょっとアレンジしてあります。
なかなか手強いです。
1.エアダクトを外す
3.エア抜きホースプラグを取り外す
5.ラジエタードレーンプラグを緩めてクーラントを抜く(ラジエターの右下に有り)
6.冷却水を完全に抜き取った後ドレンプラグを取り付ける
7.アンダーカバーを取り外す
8.ラジエターアッパーホースパイプのドレンプラグを外して、ここからもクーラントを抜く
9.クーラントを抜き取った後、ドレンプラグをつける
10.エア抜きホースを下向きにセットする(整備書はハンドルに引っ掛けてこのように容器をセット)
11.冷却水の受け用に容器を用意する
12.注水キャップを取り外す(ラジエターについているラジエターキャップ)
13.新しいクーラントをラジエターの注水口の口元いっぱいまで入れる
14.注水キャップを取り付ける
15.クーラントをリザーバータンクのフランジ面まで注水する
注意 エア抜きをするために、リザーバータンクキャップを開けておく
エアコンスイッチはOFFにしておく
16.エンジンを始動して10分間アイドリングさせる
注意 ファンが回りっぱなしになったり、リザーバータンクから蒸気が出っぱなしになるときは注水が不完全なので、
エンジンを停止した後に、冷却水が冷えたことを確認して15からやりなおす
18.暖機したあとにエンジン回転数を6分間2500回転に保つ
19.ラジエター側のラジエターロアホースが暖かくなっているか確認。なってなかったらさらに3分間2500回転を維持。
20.冷却水をラジエターリザーバータンクのフランジ面まで入れる
21.エア抜きホースプラグを取り付ける
22.リザーバータンクキャップを取り付ける
23.エンジン回転を5分間2500回転維持
24.3分間アイドリングする
25.エンジン回転を5秒間3000回転に保ち、アイドリングに戻す。これを4回~5回繰り返す
26.エンジンを停止して冷却水が冷えるのを待って、量を点検
27.エア抜きホースやアンダーカバーを元の位置に収める。そして漏れがないか確認して終了
以上でボンゴフレンディのクーラントのエア抜きは終了となります。
工賃は1.3時間の指数だったので、
整備工場に依頼すると工賃で1万円ちょっと位は請求されてしまう作業になっています。
やってみたけれど結構大変でしたよ。
もしボンゴフレンディオーナーでDIYでクーラントを交換しようという人の参考になればとアップしてみました。こういう情報は重宝すると思いますのでがんばってください。やけどに注意してくださいね。
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