MHOエンジニアリング

現役自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

古くなったブレーキに要注意!走行中に剥がれる事例があり

お客さんから

「たまにブレーキがロックする時がある」

という相談を受けました。

たまにブレーキがロックするというと、引きずりが発生しているわけではなさそうです。

とりあえず預かって点検してみました。

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結論を先に書くと、ブレーキシューのライニングが剥がれてしまったのが原因でした。

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ブレーキって、ブレーキパッドもブレーキシューも同じですが、地金に摩材であるライニングが張り付けてあります。

このライニング部分が剥がれてしまったというケースです。

驚いたのが、相当古い車だと同様の現象に遭遇したことがあるんですが、このエブリィはそこまで古くない。

それなのにブレーキライニングが剥がれ落ちてしまったという事がショックです。

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単純に焼き付けて接着剤で張り付けてあるような構造です。

ここが走行中に剥がれ落ちてしまうと、規定の位置からズレたところに挟まるのでロックすることがある。

昔ブレーキパッドでも摩材が剥がれた車に遭遇したことがあります。

それはバックする時だけ引きずるというもの。

前進する時は問題ないんです。やはり摩材が剥がれていました。

これ、防ぐには定期的に例え残量が残っていたとしても、ブレーキを交換する必要が出てきます。

使い方にもよるのかもしれませんが、予防するには部品を定期的に交換するしか方法がないかなと。

10年くらい経過した車は一旦ブレーキパッドやブレーキシューを新品にするのが安全かもしれないですね。

現場からは以上です。