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現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

10月からの消費税アップに備えて買っておくおすすめ車グッズは?

10月1日より消費税が現行の8%から10%に引き上げられます。自動車関連のモノに関しては10%が適用されるわけで、今のうちに買っておいたほうが良さそうなものをピックアップします。

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車検

増税まであと1ヶ月を切ったということで、お客さんからも結構な問い合わせがあります。例えば車検。車検の中には法定諸費用と呼ばれる非課税部分があります。

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重量税

自賠責保険

印紙代

この3つが非課税にあたります。それ以外にはすべて消費税がかかります。つまり、車検満了日が10月末の人は、10月に車検をするのと9月に車検をするのでは同じ内容でも2%高くなってしまう。

これを踏まえて10月末までに車検満了を迎える方は、9月中の車検をおすすめします。11月の最初に車検満了を迎える人であっても、指定工場で車検をとればギリギリ9月に済ませることもできます。

同じ作業をするのであれば安いほうがお得です。車検は9月に済ませましょう。

スタッドレスタイヤを新品買っておく

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続いては大物部品。この時期ですとスタッドレスタイヤです。12月にはタイヤ交換を控えているわけです。

もし、家に日陰になるような保管場所があるのであれば、今のうちにスタッドレスタイヤを新品買っておくのがいいと思います。

タイヤ代っていうのは車を構成するパーツの中でも高額な部類に入ります。例えば10万円するようなタイヤであれば消費税で単純計算すると2000円も変わってくる。

2000円あればワイパーゴムだって新品にできちゃったりします。9月に買うか、冬に買うか?タイヤの残り溝が少なくなってきていたり鮮度がイマイチなタイヤは今のうちに買い替えをおすすめします。

ドライブレコーダー

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今や社会的問題になってきているあおり運転の防衛手段。ドライブレコーダーの装着ですね。僕も家の車にいろんなタイプのものを取り付けてきました。

格安のドライブレコーダーでもちゃんとした動画は残せます。夜だってちゃんと見えます。ですが、万全を期すのであればオススメなのは

コムテックのZDR015です。

 

 

前後2カメラで信頼性が抜群です。お客さんでフロントとリヤの2カメラタイプを聞かれたら、まっさきにこれをおすすめしています。

取り付け工賃まで含めると3万円はオーバーしてきますので、増税までに買っておくのがおすすめです。

 

もっといいオイルを入れたほうがいい?と相談された時答えること

つい先日お客さんから

「もっといいオイルを入れたほうがいいのかな?」

という相談を受けました。そのお客さんの車はコンパクトカーで、車を大切にされている方です。毎日通勤で15kmくらいを走っていて、休日趣味のドライブと合わせても年間走行距離は1万キロに満たない使い方をされています。

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このお客さんが入れているオイルは部分合成油。グレードはSNの5W-30。今で言うスタンダードなオイルです。

もっといいオイルを入れたほうがいいのかどうか?これはかなり頭を悩ませるところでもあります。ネットでも度々話題になりますね。

結論から先に僕なりの考え方を書くと

・お客さんの使い方では今のオイルでも全く問題ない

・高性能オイルを入れることでの自己満足度は上がるけど、当然ランニングコストが上がる

・より車を酷使する時が来たらその前に、いいオイルにすればいい

・ただ、いいオイルを考えるユーザーは車を大切にしている為、最終的にはユーザーの判断に委ねる

このように思います。

通常使いでオイルの性能を使いきれるか?

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エンジンオイルを選ぶ基準は大きくつ。グレード粘度です。おそらくこの記事を読んでいる人はそんなことくらい知っとるわい!という方が多いと思いますが、ざっと概要を説明。

グレードはオイルの性能です。SA、SB、SC、SD、SE、SF、SG、SH、SJ、SL、SM、SN。このようにSの後のアルファベットが後ろになるにつれグレードが上がっています。今市販されているグレードではSNが最高グレードです。

まず、取扱説明書をみて適合するグレードを確認すること。記載されているグレードよりも高ければ問題なし。

続いてが粘度です。0W-20、5W-30、10W-30などといった表記です。数字が大きくなるほどいわゆる粘度が高くなって、ネバネバ度が増していくイメージ。より強固な油膜を形成しますが、燃費を考えるとマイナスになります。

こちらも説明書に記載があるので、使える粘度のものをチョイスすること。

あとは化学合成油、部分合成油、鉱物油という区分けがあります。化学合成油や全合成油の方がベースオイル生成方法など鉱物油よりもすぐれた性能をもってます。

部分合成油は化学合成油と鉱物油の半分半分くらいの性能をもっています。今自動車メーカー純正オイルは部分合成油が増えてきています。

昔はほぼ鉱物油でしたけど。

ざっくり説明が終わったところで、最初の話にもどります。相談された件、どのようにアドバイスするべきか?

エンジンに負荷を頻繁にかけるなら高級オイルを!

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オイルに性能を求めるのなら、それなりにエンジンを酷使しないと意味がありません。普段使っているオイルでもなんの不満もなく使えているのなら、その人はオイルの性能を使い切っていないということになります。

そういった状況化で、高級オイルに入れ替えるということは体感できる可能性も低い。それでも、

「自分は高級オイルを入れているんだ!」

という安心感などは得られるので、正直な話自己満足によるところが大きくなってきます。しかし、高級オイルを入れておくということは、いざという時にエンジンを守ってくれる可能性があります。

極端な話をすると、下回りをぶつけてしまいオイルが漏れてしまった。徐々に漏れていくオイルの中で、普段遣いのオイルであれば焼きついてしまう。しかし高級オイルであれば、オイル量が少なくなっても若干は延命してくれる可能性がある。など。

いわゆる保険をかけるみたいな安心感ですね。高級オイルを入れてもダメだったというときに、

「高級オイルを入れてもダメだったからしょうがない」

と捉えることができるのであれば入れてもいいと思います。逆に

「高級オイルを入れてるのに壊れてしまった」

というふうに捉えがちになるのであれば、通常オイルを入れておいたほうがいいのではないかなと。

安いオイルでもグレードと粘度が合ってれば問題なし

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自動車の整備工場で量り売りされているオイルのほとんどはドラムオイルです。ちゃんとしたメーカー純正オイルのドラムもあるし、そうでないものもあります。

うちの会社では、メーカー純正ドラムオイルもあるしそうでないオイルもあります。

そうでないオイルは鉱物油でグレードはSNの5W-30。リッターあたりの計算をすると200円を切るような安いものです。

それでもこのオイルを入れてエンジントラブルが出たか?というと、オイルが原因のトラブルは一切出ていません。当然ながらオイルはグレードと粘度をちゃんと適合させておけば、性能は担保されています。

うちの代車もこの安いオイルを入れていますけど、すごいですよ。軽自動車のNAで山道や高速道路をアクセルベタぶみで走行することなんかしょっちゅうですが、なんの問題も弊害もありません。

ちゃんとしたスパンでオイル交換をしていれば、格安オイルであっても街乗りレベルなら問題はほぼほぼでない。

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エンジントラブルを引き起こしてしまうケースっていうのは、そもそものオイル管理が悪かったりメンテナンスが悪かったり。

あとはエンジン自体に何かしらの問題を抱えているケースがほとんどです。使ってるオイルがダメで油膜切れを起こしてブローした。なんていうのは街乗りレベルではほぼ考えにくいです。

サーキットなどの激しい横Gが発生したり、相当なエンジン負荷や油温の上昇などがなければ大丈夫です。

安いオイルを使うか、高いオイルをいれるか?悩ましいところです。

僕自身のオイルチョイスを紹介

最後に僕自身はどうしているか?個人的なオイル選びについて書いておきます。

僕は、昔乗っていたとても気に入ってるスポーツカーには高級オイルを必ず入れていました。

選ぶポイントは化学合成油であること。その当時の最高グレードであること。粘度は季節によって使い分ける。こんな感じです。

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今は気に入ったスポーツカーではなく、ただのファミリーカーを乗っています。答えはわかりますよね?

普通の安いオイルを入れています。グレードと粘度にだけ気を使って。なぜかっていうと、愛着の度合いが違うんですよね。中古車で買ってきたファミリーカーとお気に入りのスポーツカー。

結構早いスパンで僕は今中古車を転々と乗り継いでいます。なので、安いそこそこのオイルを早いスパンで交換しています。

オイル選び最後の決め手は、

なんといってもオーナーのその車に対する愛着で選べ!

というのが僕が導き出した結論です。

キーレスのネジに回り止めを塗布してあるスズキのキーレス電池交換について

車のキーレス、スマートキーでない場合ボタンを押してドアロックを開閉します。キーレスのボタンを押してもなんだか反応がにぶいなぁ・・・電池でも変えてみるか。

ただネジ1本外すだけでいいよね。と思って回してみたら

ぐにゃっ

このパターンが非常に多いのがスズキのキーレスです。

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キーの形がこういうのです。

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ワンボタンタイプで開閉をこの1つのボタンで行うわけです。

確かにこの黒いキーレスのカバーを開ければボタン電池が入っています。3年も使って来れば電池が摩耗して反応が鈍くなってきます。

電池交換には精密ドライバーでネジを1本外すだけ・・・のはずなんですが、これがかなり難易度が高い。

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こちらも車検で入庫してきた車ですが、オーナーが交換を試みようとネジを回したあとがあります。しかし回らないどころかネジ山まで舐めてしまっている。

交換してほしいといわれたので、ドライバーをあてがってみたら全くグリップしませんでした。

スズキのキーレス、なんでこんなにネジが硬く締まっているのか?

実はスズキのキーレスはビスにネジの回り止めが塗布されています。これが相当な抵抗になります。さらに言うと、年数がたてばたつほど固着して回らなくなる。

一発勝負で舐めちゃうと、普通にネジを外すことは無理になります。

このキーレスもネジ山が舐めてしまっていて、通常のドライバーでは回せませんでした。

こういう場合はどうするのかというと、ドリルでネジの頭をもむといった強硬手段が必要になります。当然リスクも高くなってくる。ケースなどに傷がつくこともあります。

ではどうすればいいのかというと、自信のない人はネジをいじらないこと。プロであっても年数がたったスズキのキーレス電池交換は結構難しいです。

実際僕も何度も遭遇していますが、ドライバーの先っぽをプライヤーでつかんで体重をかけながら力を加えていく方法で外します。

ネジが舐めてしまうと外せません。もし自分で交換がしたいのだったら、ちゃんとした工具を使うこと。そして、早めに交換する。それこそ1年経過したら交換。3年もたってから交換しようとすると、外すのは相当難しいです。

そもそもこんなビスに回り止めを塗布するのはやめてもらいたい。そう簡単に緩まないし、外せないほうがよっぽど困ります。

スズキのキーレス電池交換。これが意外と難関な整備の1つなのであります。

車の部品が廃盤になる前に、交換できる部品は換えておこうという話

車名などは伏せておきますが、昨日新規で車検に入庫した車があります。初年度登録が久しぶりに見たよ!昭和60年!

今や令和になっているので、2つ前の元号です。昭和ということは軽く30年を超えている車ということになります。

昭和60年式といっても、モデル末期が昭和60年だったのか、昭和60年に登場した車なのかでは様子が変わってきます。当然後者のほうがそのあとも生産が続いているので、部品の入手は容易になります。

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車はある程度の期間は修理部品を供給し続けないといけないルールになっています。しかしそれを超えると、世の中に流通しているパーツしかなくなってしまう。最後には廃盤ということですね。

往年の名車であるスカイラインGT-Rやロードスター、ビートにNSXなどはレストアサービスが注目を浴びてきて、部品を復刻し始めています。それでもすべての部品を復刻しているわけではありません。

人気のない年数がたった車などは部品の入手がとても難しくなってきます。

新車登録から20年を経過してきて、長く乗ろうと思うのであればある程度の部品交換を済ませておいたほうが無難です。

具体的にどのような部品を交換したほうがいいかというと、社外設定がでないであろう純正パーツ。それを交換しないと、車検に通らない部位などがあげられます。

エンジンのエアクリーナーやベルト、プラグなどといった部品は社外品で設定があります。ブレーキもパッドやローターは大丈夫。キャリパーなどのインナーキットもまあ入手は可能です。

ちょっと危ないのがレンズ類です。まれに社外部品で設定がでるものもありますが、コーナーランプユニットなどレンズで交換ができないライト類ですね。この辺りは黄色信号です。

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そして樹脂製のパーツですね。ラジエターのサブタンクやウォッシャータンクなど。この辺りは熱や紫外線で劣化して穴が開いてしまいます。

部品があるうちに交換をしておきたいところ。

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樹脂パーツを交換するとエンジンルームの見栄えもきれいになります。

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純正部品が廃盤になる前に、注目しておきたい部品は

・その車種専用に設計されている純正パーツ

・社外品で代替がきかないパーツ

・車検に適合しなくなる部位

このあたりを押さえておくと、ある程度廃盤になったとしても乗り続けられると思います。

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事故などに巻き込まれたりすると、この手の旧車は復元が難しくなります。中古部品で直すしか方法がなくなってきます。

3Dプリンターである程度の部品がお手軽に作れるようになってきたから、もう少しでこの問題もよくなっていく気はしますけどね。

オイルランプが点灯してから、オイル交換に来る人とタフなエンジン

車の基本的なメンテナンスといえば、エンジンオイルの交換です。教習所でも、運行前点検でオイルの量を点検しろと教えてもらえたはず。

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車に乗ってるオーナーのほとんどが認知しているオイル交換というメンテナンス。定期的に交換をしないとオイルが汚れて劣化していくのは、想像するまでもありません。

自動車整備の現場にいると、オイル交換をしてほしいとオーダーを受けてびっくりするようなケースがたまにあります。

オイルランプが点灯したからオイル交換に来る人

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結構多いのが、オイルランプが点灯したからオイル交換に来た。という人。レベルゲージを抜いてみると、オイルがほとんどついてきません。

つまり、オイルが燃えてしまったり漏れてしまったりしてエンジンの内部にほとんど入っていない場合。

これ、よくあります。実際にオイルランプが点灯したらどうなるのか?エンジンは焼き付いてしまうのではないか?というと、そうでもありません。

ドレンボルトをとってみると、一滴も出てこないエンジンもあります。それでも異音すらしないで回り続けるタフなエンジンもあります。

三菱の3G83という軽自動車に積んであるエンジン。これはタフです。オイルが仮になくなっていたとしても、オイル交換をすれば問題なく走り続ける。

逆にオイルがはいってないとまずいのがダイハツのKFエンジン。こちらは初期モデルなどはすぐに打音が発生します。

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画像にうつっているのはダイハツのムーヴ。EFエンジンです。ランプが点灯したということで来たわけですが、実際に量を測ってみると0.5リットルしか抜けてきませんでした。およそ4分の1以下しかエンジンにオイルが残っていない。

それでもオイルを入れたら、とりあえず焼き付かないで動き続けました。

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ただこちらのエンジンはオイル交換をほとんどしなかったために、可変バルブタイミングのDVVTソレノイドユニットの動きが悪くなり、エンジン不調を起こしていました。

しかしこれだってソレノイドバルブを交換すれば直ってしまう症状でした。

つまり、エンジンによってはオイルが入っていなくてもある程度耐えてしまうエンジンが存在するのです。

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自分の乗ってる車では考えたくもないようなケースですが、少数派ながらそういう人も存在します。そしてそれに耐えてしまうエンジンもあるのです。

日本のエンジンって、タフなものが多いよな・・・。と、そのたびに感心させられます。

 

市販されているオイルチェンジャーの性能チェックするために自腹で購入!オイル交換は上抜きか?下抜きか?

買ってみました。昔から買おうかなぁと思っていたオイルチェンジャーです。

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買おうと思った理由は3つあります。

1、オイル交換が楽ちんになる

2、ATFの交換も可能になる

3、アルミオイルパンのドレンボルトを外す必要がなくなる

以上です。

理由は3つありますが、オイルチェンジャーにも興味があります。おそらく車種とエンジンによって違ってくるだろうけど、上抜きの方がオイルがよく抜ける車とそうでない車がある。

もし、上抜きの方がたくさんオイルが抜けるのであれば、わざわざ手間とリスクをかけてドレンボルトを外しての交換をする必要もなくなるわけです。

これを実証してみようと買ってみたのがもう1つの理由です。

買ったオイルチェンジャーはこちら。

 

toolsisland (ツールズアイランド) 手動式オイルチェンジャー 能力4L/分 容量6L(簡易日本語説明書付き)
 

 ツールズアイランドのものです。丸いデザインですが、評価を見るとそんなに悪い評価がない。平均的に好感度が高い商品で、しかも安い。

これが理由で買ってみました。

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昔、家に電動のオイルチェンジャーがありました。コンパクトタイプで買ったんです。だけど電動ポンプだけで、排出する容器がなかったんですよね。

なのでセットするのが面倒くさくなって使わなくなってしまった。それと当時ステップワゴンにのっていて、K20Aというエンジンはレベルゲージのガイドがない。

よくあるエンジンヘッドカバーに直接レベルゲージが刺さってるタイプで、オイルチェンジャーの先っぽがひっかかって抜けにくくなったっことがあります。

中で折れちゃったらと考えるとちょっと怖い。これが上抜きの恐怖です。上抜きに向いているのは、レベルゲージがエンジンに直接刺さっていなくて、筒みたいなものに刺さってるタイプがいい。

この方がひっかかりはありませんから。

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電動ポンプを使わないで、手動オイルチェンジャーがどうやってオイルを抜くのか?というと簡単です。

自転車の空気入れのようにポンピングして負圧を作り出します。この負圧でエンジンからオイルを吸い取るということ。

うまく負圧が発生しないと抜けません。このあたりが少しコツが要ると思う。

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ゲージに挿すつつも細いので、これならアタッチメントを使わなくてもATFも吸えると思います。あとは漏斗などを用意すればATFもDIYで交換ができます。

実際に交換するためにATFも買ってあります。

オイルチェンジャーのテスト方法

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どうやってオイルチェンジャーをテストするのかというと、まずオイルチェンジャーで抜けるだけオイルを上抜きします。

そのあとドレンボルトを抜いてみて、オイルがオイルパンから垂れてくればその車は下抜きのほうが抜けるということになります。

逆に上抜きで抜いた後、ドレンボルトを外してオイルが垂れてこなければ上抜きの勝ちということになります。

自分の家で使ってる車がどちらに該当するかはわかりません。もし下抜きよりもオイルがちゃんと抜ければ、今後は上抜きオンリーにしたいと思います。そのほうが絶対楽ちんですからね。

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吸い取ったオイルはここから排出するだけ。めちゃくちゃお手軽すぎます。

来週の日曜日、早速一台オイル交換時期を超えているので試してみたいと思います。

車のパネルにUSB充電を!純正スイッチ部に置き換えるUSB電源がおすすめ!

車の電装計といえば、12Vです。トラックになると24Vになります。ですが、スマホなどのガジェットはUSB電源です。

USBって、5Vなのです。車からUSB電源を引っ張ろうとしたら12Vを5Vに変換しないといけません。家庭用のスマホ充電器は小さなアダプターがついていて、100Vを5Vに変換しています。

車にUSB電源をつけるとなると12Vを5Vに変換する必要があります。

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僕も今乗っている車にUSB電源を取り付けようと購入してみました。エーモンのUSBキット。

 

 

 

メーカーによって、品番が違います。それは、車両側スイッチの大きさの違いだけです。

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中をみると、ACC電源用のプラスケーブル。アースケーブル。USBのメス部分。あとはアダプターで構成されています。早速取り付けしてみました。

 

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プラス配線はACCなので、シガーライターから引っ張ることにしました。ドライブレコーダーの電源もここから取っていますが、このエーモンの電源キットにはヒューズが付いてるのでここからでとりあえずいいか。

お客さんの車ではやりませんけど。

 

続いて既存のスイッチパネルを外します。

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スイッチパネルは裏から押すと外れます。ここにちょうどぴったりはまるのです。

 

ぴったりとスイッチパネルにはまりました。あとは結線するのみです。

 

アース線をつなげます。これは丸型端子なのでボディーアースです。

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完成。どうでしょう?この純正感。さすが。

Amazonなどで中華版の安いものも売ってますが、ちょっと配線などが怖いので国産のエーモンにしました。

下手な配線をすると火事になりますからここはエーモン一押しです。

 

アクセサリーONでUSB電源が取れます。このUSBからタイヤプレッシャモニタシステムの電源を取ろうと思っています。夏はソーラーで充電できるけど、冬になると充電不足になると思うから。

 

ちゃんと5V電源きています。たくさんあるUSBのガジェットはこれでオッケーです。

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メーカー別にエーモンのUSB電源キットが売ってるので、おすすめです。

 

 

 

 

当然トヨタバージョンもあります。