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現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

ハイブリッドは車検メニューにバッテリー冷却ファンのフィルター掃除を含めた方がいい

トヨタのハイブリッドって、ハイブリッドバッテリーを適温に保つためにブロアファンがついてます。

そしてその空気を取り入れる部分にフィルターがあるんです。

走行中、こんなメッセージが流れたら・・・。

メーターパネルにこのような表示がでたら、十中八九このブロアのフィルターが詰まっています。

要するにこの警告って、充放を繰り返すハイブリッドバッテリーの温度が上がってくると表示されます。

フィルターが詰まって、空気がうまく取り入れられなくなると点灯するんです。

このフィルター、確か20プリウス時代くらいから、整備士の講習で定期掃除をしないとダメだよと教えてもらっています。

しかしながら車検メニューに組み込まれているわけでもなく、車検で入ったとしても掃除すらされずにそのまま戻される車が残念ながら多い。

ちょっと一手間加えて掃除をしてあげるだけでいいんですけどね。

ちなみにこの表示が点灯したら、診断機を接続しないと消せない車種もありますから。

もちろん、ファンモーター本体が壊れているために、温度が上がってしまうということも考えられるので。

そこは診断機でアクティブテストをしてファンがちゃんと回るか点検をしたほうがいいですね。

ハイブリッドバッテリーって、メンテナンスといったらできることはほとんどありません。

強いていうならこのフィルターは定期掃除してあげるということ。

そしてたまにはエンジンをかけてハイブリッドバッテリーも充電してあげるということ。

このくらいですね。できることといえば。

ブロワモーターにアクセスするのにちょっと手間な車がありますけど、工賃を少しもらったとしても掃除をした方がいいと思います。

 

 

 

家庭用エアダスターでホコリを飛ばすだけでも十分です。

 

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