MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

アイドリングストップ車は古くなってくると再始動に問題が出てくる恐れ

アイドリングストップなる機構が搭載されて、もう10年くらいになりますか。そろそろこういうことが起こってくるだろうなと思ってました。

というのも、お客さんからアイドリングストップからの再始動で、うまくいかなくて怖かった時があったという相談を受けました。

アイドリングストップって、さまざまな条件をクリアしないと作動しません。

しかし、作動条件をクリアすると、ガンガンとエンジンを停止させます。

もし、この時エンジンがうまくかからなかったらどうします?

多分こういうことが起こり得るんだろうなって。

相談を受けたのは、おそらくプラグが被ったのかなと。車を預かって再現しようとしてみましたが、なんの問題もなくエンジンはかかりました。

インジェクションでプラグがかぶると厄介です。

冷間時にKFエンジンの場合、エンジンをかけてすぐに止めるとかぶることがあります。

かぶると厄介です。スロットル全開にしてひたすらクランキングしてなんとかかかるかどうかって。

そのくらいプラグがかぶると再始動が困難になるんです。

一日に何度もアイドリングストップしていれば、一回くらいかぶることがあるかもしれない。

車が新しいうちは、エンジン内部も綺麗だし、そんなことは稀です。

しかし、古くなってくるとカーボンデポジットが溜まって、空気の通路も詰まり気味になります。

そんな状態のエンジンでアイドリングストップさせれば、再始動に信頼をおくことができるかというと、僕はNOと答えます。

交差点で右折をしようと停車中、アイドリングストップした。対向車がいないタイミングで右折をしようとブレーキを離してアイドリングストップ解除・・・。

が、うまく火が入らずエンジンがかからない・・・。ついに交差点のど真ん中で信号が赤に変わってしまい、なおもエンジンがかからない。

こんなシチュエーションになってしまったらどうします?

アイドリングストップ車が古くなればなるほど、こういう危険性がはらんできます。

ちゃんと定期的にエアクリーナーとプラグ、オイルを交換して、なんならたまにはカーボンクリーニングをする。

そこまで手を入れていればまだしも、普通に乗っているだけだとエンジンは少しずつですがピークの性能を保てなくなりますから。

一度でもそういうことが起こったなら、とりあえずアイドリングストップをOFFにして使うのがいいと思います。

 

 

とりあえず1万キロごとに1回はPEA配合の燃料添加剤を入れることをおすすめします。

定期的にカーボンデポジットを落としておかないと、こういう不具合につながりますから。

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