つい先日の事ですが、定期点検で入庫してきたお客さんの車。ふと点検をしていたらとあることに気が付きました。
今は搭載率がかなり高いであろうドライブレコーダーが付いていたんですが、なんだか見慣れない画面。
画面表示でSDカードのイラストが出てXマークが出ていました。もしかしてと思ってSDカードを取り出して、差しなおしなどをしましたが改善できず。
ドライブレコーダーはDVR10。
おそらく装着してから4年位経過しているかなと。
もちろん中に入ってるSDカードはその当時のものです。万が一本体の不良も考えられるので、自分が持っている手持ちのマイクロSDカードを差し込んでみたら、正常に稼働し始めました。
このことにより、SDカード自体が壊れてしまっているという事になります。
それでもと思って、接点の部分などを点検してみたけど駄目。
この時点でお客さんに連絡してSDカードの交換を促しました。
SDカードが壊れるのも納得!車の環境は非常に厳しい
なんだよーSDカードってそんなすぐに駄目になっちゃうのかよーって。
お客さんは言っていましたけど、よくよく考えてください。SDカードを使ってる機械って、例えばスマホやタブレットなど。外部のデータ保存用としても使われていますね。
アクションカメラなどもこれが入っています。
それらデジタル機器って、家の中にあるものばかりでしょう?
ドライブレコーダーは車の中に張り付いていますよね。そして、冬は氷点下。夏は室内がJAFによるとダッシュボード付近は70度を突破するとされています。
そんな過酷な環境下に置かれているのだから、他のデジタル機器で使う場合よりも壊れやすいのは納得です。
昔電装屋さんに、SDカードの交換キャンペーンを打ってみようか?って誘われたことがあったんですけど、なるほどなぁって。
ドライブレコーダーが画像を保管できていないとなれば、ついていないのと同然です。SDカードなんかそんなに高い物でもないので交換の一択です。
これで僕の中でドライブレコーダーのSDカードは3年に1回位交換をお勧めする基準ができました。
皆さんもドライブレコーダーを付けてしばらく経過しているものは、SDカードを交換もしくは予備を用意しておいてください。
やっぱり国産が安心ですかね。人に勧めるのは信頼性の高い国産ですが、僕はAmazonンで安売りしているSAMSUNGのものを使ってます。
今のところ、エラーは出ていません。
定期交換ということで!