MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

ギヤがもげたと入庫してきたキャリィ

会社の近所に住んでいるおじいちゃんが

「ギヤがもげた」

というので、来店しました。

そもそもギヤがもげるという意味が想像つかない・・・。

入庫してもらったらキャリィでした。

何がもげたかというと、こちらでした。

4WDの切り替えレバーが引っこ抜けてしまいます。

この部品は、ネジで固定されているはず・・。

 

外れた時にネジはあったのかなと聞いたらあった。

 

使い込んでくるとこんな部分のネジも緩んでくるのかなって思いました。

 

 

 
ネジロックでも塗っておきますか?

バイクのコーティングはバリアスコートが楽でおすすめ

バイクシーズンが到来しました。ハンターカブを買って4年目くらいになるのかな?あまり乗ってませんが、コンディションはバッチリです。

 

先週はオイル交換を実施しました。

 

今週は洗車です。

タンデムシートやサイドバックを外してあらいます。

 

その後、ふきあげてからコーティング。

 

年に1回しか洗車をしないため、洗車した後はコーティングもしています。

 

コーティングにはワコーズのバリアスコートが重宝します。

 

これもハンターカブと同時期に買いましたけど、まだまだ残ってる。バイクだったらかなりの回数使えます。

 

さっとスプレーして専用クロスでふきあげるだけでピカピカになります。

 

雨の日は乗らないようにしていますけど、バリアスコートのおかげでツルツルピカピカです。

 

チェーンも給油します。

 

これにて今シーズンのバイク準備は完了です。

 

さあ、今年はどのくらい乗ることができるかな?

 

 

 

 

マツダ2、スパナマークがうまく消せない時の対処法

マツダ2でスパナマーク点灯したお客さんが来店。

マツダコネクト搭載車は、ディスプレイオーディオを使ってリセットすることが可能!と、電子マニュアルに記載があったので、やってみました。

 

アプリケーションから入ります。

 

車両ステータスからのメンテナンスです。

 

ここで、定期点検とオイルのリセットができます。

 

 

両方をリセット

 

それでも消えないスパナマーク・・・。

 

そうなんです、何度試しても消えない・・・。

 

もしやと思って従来方法でリセットをかけてみました。

 

電源OFFからのオドメーターノブ長押しで電源ON。

 

すると消えました。

 

電子マニュアルには、ディスプレイオーディオ側でリセットすると書いてありますけど、それでもスパナマークが消えない車両は、この方法を試してみてください。

新型のいすゞエルフ、23.0型はバッテリーケーブルの脱着要注意!

縦目の新型エルフ。通称23.0型。

この車、バッテリーケーブルの取り外しには特殊な手順が必要になっています。

どういうことかというと、わかりやすく説明するとこの車には12Vと24Vの電源が混在しているということになります。

昔からトラックといえば12Vバッテリーを直列に繋いだ24Vを電源としていました。

23.0型エルフも基本はそうです。

が、一部を12V電源として取り出して、12Vで使っている電装品もあるんです。

バッテリーカバーを外すとこのような接続です。

手前側左が24Vのマイナス。

奥の右側が12Vのマイナスになっています。

そのため、バッテリーケーブルを外すのには手順があります。

バッテリーケースの隣にあるヒューズボックス。

手前に三つならぶ一番奥の60Aヒューズ、これローブローヒューズと呼ばれるヒューズです。

こちらを脱着しながらの作業になります。

フローは以下の通り。

 

各スイッチをOFFにして、スタータースイッチをLOCK位置にして3分以上経過してから行うこと。

バッテリーケーブル取り外し手順

1、スローブローヒューズを外す

2、12V型バッテリーマイナス端子を外す

3、24V側バッテリーマイナス端子を外す

取り付けは反対からになります

バッテリーケーブル取り付け手順

1、24V側バッテリーマイナス端子の取り付け

2、12V側バッテリーマイナス端子の取り付け

3、スローブローヒューズの取り付け

 

他のメーカーでも始まっていたりしますが、最近のトラックは気をつけないといけません。

 

 

ムーヴキャンバスに23台という少数リコール発生

わずか23台のリコールなので、国土交通省のHPには1ヶ月遅れでの掲載になります。

ダイハツのムーヴキャンバスです。

どのような内容なのかというと、以下の通りです。

 

リヤショックアブソーバの交換修理用部品において、誤って正規品よりも短いボルトを同梱する設定にしていました。そのため、交換時に当該ボルトを使用した場合、走行中の振動等により緩みが生じて異音が発生し、最悪の場合、締結が外れて走行安定性を損なうおそれがあります。

ダイハツHPより引用

 

 

処置は正規のネジに交換するというものです。

走行中にリヤアブソーバーのネジが外れたら大変に危険なので、対象者は早めにリコールを受けてください。

ハンターカブ、1年に1回のオイル交換を実施!

2020年に新車で買ったハンターカブですが、今年で4年目のスタートとなりました。

 

3年間で1948kmしか乗っていません。

 

というのも、週末の晴れた自分の時間がある時だけ乗るといったスタイルだと、このくらいしか走行距離が伸びないようです。

 

通勤に使うわけでもないし、冬や雨の日は乗らないので。

 

オイル交換も1年に1度シーズンインに行っています。

 

今年も4月になったのでオイルを交換しました。

 

前回交換してから253kmしか走ってませんけど。熱を加えているのでオイルも劣化しているはずですから。

 

ドレンボルトもマグネットドレンに交換してあります。

 

車以上に鉄粉が付着しますね。ミッションもエンジンオイルで潤滑しているからですね。

 

オイルは2年くらい前からG4を入れています。0W-30。100%化学合成油です。クラッチが滑りやすいとかいろいろ言われていますけど、今のところは問題なしです。

 

純正オイルだから大丈夫じゃないかなって。

 

ゴールデンウイークにハンターカブに乗って、山に山菜を採りに行くのが楽しみなのです。

 

 

足廻りからのコトコト音は要注意!XVのロアアーム交換で35000円

XVに乗ってる人から、足廻り付近から異音がするという相談。

みてみたらもうサビがすごい。

オーナーはウインタースポーツをのヘビーユーザーで、毎日のように雪山へ上がっているようです。

異音の原因はロアアーム。

ボールジョイントにがたつきとアーム自体にクラックが入っていました。

新車時に防錆処理をしていたようですが、それでも中空部からじわりじわりと浸食していたようです。

ボールジョイントが抜けると、急にハンドルが効かなくなるなどの恐れがでてきて非常に危険です。

トヨタで盛んに行われているロアアームリコールも同じです。

新品のアームを装着して、ノックスドールで処理します。

本当はセットボルトも交換したかったけれど、すぐに間に合わなかったので再利用です。

 

 
部品がちょうど3万くらいで工賃を入れると35000円くらいになります。