夏場になると増えてくる、ハイゼットトラック・ハイゼットカーゴのエアコントラブル。

症状としては、エアコンをONにすると「カチカチカチ…」という作動音が繰り返し発生し、アイドリング回転数も不安定になります。

まるでエンジンがハンチングしているような状態ですが、実際にはエアコンコンプレッサーが頻繁にON・OFFを繰り返していることが原因です。
特にS210系ハイゼットでは比較的よく見られる症状です。
エアコンシステムには圧力を監視する機能があり、ガス圧が低すぎたり高すぎたりするとコンプレッサーを保護するために作動を停止します。
今回のケースで多いのは、圧力不足と判断されてコンプレッサーが停止してしまうパターンです。
しかし実際にはガス漏れではなく、配管内部の詰まりが原因となっていることがあります。

問題となるのはコンデンサー付近のフィルター部分。
長年使用されたコンプレッサーオイルの劣化物や汚れがフィルターに蓄積し、冷媒の流れを妨げてしまいます。
すると圧力バランスが崩れ、プレッシャースイッチがコンプレッサーを断続的に制御するようになります。
その結果、
・コンプレッサーの頻繁なON・OFF
・エアコンの冷え不足
・アイドリング変動
といった症状が発生します。


修理方法としては、詰まりの原因となるパイプやコンデンサーの交換が基本です。
また、コンプレッサー内部にも汚れが回っている可能性があるため、走行距離や状態によっては同時交換を検討した方が安心です。


エアコンの効きが悪くなったと感じたら、早めの点検をおすすめします。
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エアコンのガスを補充する時、高性能なコンプレッサオイルを入れると燃費も改善したりエアコンの効きもよくなります。