プリウスに乗ってる人から、走行中マフラーから白煙が吹いてオーバーヒートランプが点灯した。
という相談を受けました。

話を聞くといかにもヘッドが飛んだんじゃないか?っていう症状でびくびくしましたが、レッカーされてきた現車を一つずつ確認しました。


オイルはきちんと入ってる。クーラントは一つのサブタンクが空っぽになってるものの、もう一つは入ってます。
クーラントを補充して、とりあえずエンジンは始動できる条件なのでかけてみました。

するとマフラーからあまり経験したことがないような臭い。
この臭いはなんだろうか・・・?
この時点でピンときました。


もしやと思って、エンジンをかけてリフトアップ。
クーラントが漏れている箇所は見当たらない。
ただ、またもサブタンクが減っていく。
ということで、原因はフロントパイプの可能性が濃厚だと。ヘッドが飛んでいるような状態ではないので、どこかへクーラントが流れていってしまってるなと。
排気熱回収システム※の熱交換器において、長時間のアイドリングや暖気途中状態での多頻度走行を行うと、冷間時に排気ガスを通す熱交換器への熱応力の繰り返しにより、冷却水通路部に亀裂が発生して、冷却水が排気管内に漏れて減少し、暖房が効きにくくなったり、高水温警告灯が点灯する場合があります。
当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。トヨタHPより引用

実はこの55プリウスはフロントパイプに問題を抱えていて、保証延長がでています。
症状をトヨタに相談して、フロントパイプを交換してもらいました。
そのあとテストすると問題なかったので、原因はフロントパイプですね。
この保証延長は9年まで延長されています。そろそろ延長期間も終わるので、該当の症状が出たらすぐにトヨタへ相談してください。