MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

プリウス、走行中マフラーから白煙が出てオーバーヒート

プリウスに乗ってる人から、走行中マフラーから白煙が吹いてオーバーヒートランプが点灯した。

という相談を受けました。

話を聞くといかにもヘッドが飛んだんじゃないか?っていう症状でびくびくしましたが、レッカーされてきた現車を一つずつ確認しました。

 

オイルはきちんと入ってる。クーラントは一つのサブタンクが空っぽになってるものの、もう一つは入ってます。

 

クーラントを補充して、とりあえずエンジンは始動できる条件なのでかけてみました。

 

するとマフラーからあまり経験したことがないような臭い。

 

この臭いはなんだろうか・・・?

 

この時点でピンときました。

 

もしやと思って、エンジンをかけてリフトアップ。

 

クーラントが漏れている箇所は見当たらない。

 

ただ、またもサブタンクが減っていく。

 

ということで、原因はフロントパイプの可能性が濃厚だと。ヘッドが飛んでいるような状態ではないので、どこかへクーラントが流れていってしまってるなと。

 

排気熱回収システムの熱交換器において、長時間のアイドリングや暖気途中状態での多頻度走行を行うと、冷間時に排気ガスを通す熱交換器への熱応力の繰り返しにより、冷却水通路部に亀裂が発生して、冷却水が排気管内に漏れて減少し、暖房が効きにくくなったり、高水温警告灯が点灯する場合があります。
当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。

トヨタHPより引用

 

実はこの55プリウスはフロントパイプに問題を抱えていて、保証延長がでています。

 

症状をトヨタに相談して、フロントパイプを交換してもらいました。

 

そのあとテストすると問題なかったので、原因はフロントパイプですね。

 

この保証延長は9年まで延長されています。そろそろ延長期間も終わるので、該当の症状が出たらすぐにトヨタへ相談してください。