バッテリー上がりの緊急時に頼りになるジャンプスターターですが、種類が多すぎてどれを選べば良いか迷いますよね。今回は、代表的な3つのタイプである、コンデンサ型、リチウムイオン型、リン酸鉄リチウムイオン型のメリット・デメリットを徹底比較し、それぞれのタイプが向いている人や選び方のポイントを紹介します。
ジャンプスターターの種類と特徴
種類 | メリット | デメリット | 特徴 |
---|---|---|---|
コンデンサ型 | 高温環境下での安定性が高い、寿命が長い、充電時間が短い | 容量が小さい、高価 | 急なバッテリー上がりや、頻繁に使用する方に最適。小型軽量で持ち運びやすい。 |
リチウムイオン型 | 大容量、軽量、コンパクト、価格が安い | 高温に弱く、自然放電しやすい | 一般的なジャンプスターターとして広く普及している。コストパフォーマンスが高い。 |
リン酸鉄リチウムイオン型 | 安全性が高く、寿命が長い、高温耐性がある | 容量がやや小さい、価格はやや高め | 安全性を重視する方や、過酷な環境下で使用する方におすすめ。 |
- コンデンサ型: 頻繁にバッテリー上がりを起こしやすい方、高温環境下で使用する方、安全性重視の方
- リチウムイオン型: 大容量のバッテリーを求める方、コストパフォーマンスを重視する方。価格も安いものからあります。
- リン酸鉄リチウムイオン型: 安全性を重視し、長寿命のジャンプスターターを求める方、過酷な環境下で使用する方
以前リチウムイオンタイプを連続して使ったら、膨らんだことがありました。
ジャンプスターターを選ぶ際のポイント
- 車両の排気量: エンジンの排気量に合った容量のジャンプスターターを選びましょう。
- ピーク電流: エンジンを始動させるために必要な電流です。車両のバッテリーの状態によっても必要な電流は変わります。
- 機能: ジャンプスターター以外にも、USB充電機能やLEDライトなどの機能が付いているものもあります。
- サイズと重さ: 持ち運びやすさを考慮し、サイズと重さを比較しましょう。
- 価格: 予算に合わせて、機能や性能を選びましょう。
- 安全性: 高温環境下での使用や、過充電・過放電に対する安全性も考慮しましょう。
どれを選べば良い?
項目 | コンデンサ型 | リチウムイオン型 | リン酸鉄リチウムイオン型 |
---|---|---|---|
容量 | 小 | 大 | 中 |
寿命 | 長い | 短め | 長い |
価格 | 高い | 安い | やや高い |
安全性 | 高い | 中 | 高い |
充電時間 | 短い | 長い | 中 |
高温耐性 | 高い | 低い | 高い |
迷ったらコレ!
- 特にこだわりがない方: リチウムイオン型
- 安全性と長寿命を求める方: リン酸鉄リチウムイオン型
- 頻繁に使用する方、高温環境下で使用する方: コンデンサ型
まとめ
ジャンプスターターを選ぶ際は、ご自身の車の状況や使用環境、重視するポイントなどを考慮して、最適な製品を選びましょう。
ちなみに、この3つを買って5年近く経過したものもありますが、今でも抜群に使えるのがコンデンサタイプです。
車屋さんなどにお勤めの方はコンデンサタイプを買っておくといいと思います。
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