この前、ラクティスに乗ってるお客さんからスタッドレスタイヤの相談を受けました。
するとめっちゃくちゃ高いんです。
175/60R16というサイズです。
5ナンバーサイズの車ですけど、タイヤがちょっと特殊です。そのため価格が高い。と、言ってもお客さんはちょっと納得いってない様子です。
タイヤの値段っていうのは、もちろんサイズもあるんですけど、ポイントはどれだけそのサイズを採用している車が多い?
これに尽きるんです。
ひと昔前までは155/65R13というサイズのタイヤがありました。
軽自動車の乗用車はほぼこのサイズを採用していて、どのメーカーの軽自動車でも履けるサイズということで安かったです。
軽の貨物車は145/80R12というサイズを主に使ってます。ホンダは8PRといった強度を使ってる車があるのですが、その他のメーカーは全部このサイズです。
そのため、まあまあ安い。
今の軽自動車で主流なのが155/65R14というサイズ。
多分このサイズが一番今幅広く出てると思います。そのため、155/65R13よりも安くなってきています。
タイヤの性能をみると、155/65R14の方がいいんでしょうけど、13インチを採用してるメーカーはほぼなくなりましたので。
こちらの方が安くなりつつあります。
もちろんインチが上がるほど値段も上がる傾向なのは間違いありません。
しかしポイントになるのは、いかにそのサイズをたくさんの車が採用しているか?というところに尽きると。
お客さんの中ではラクティスに185/65R15というサイズを履いている人もいました。
このサイズはシエンタやフリードが採用しているので、本数が出ています。そのためラクティスの純正サイズよりも安い。
タイヤの値段って、一概に車格で決まってるわけではないんです。
三菱の軽自動車のアイなんかは前後で違うサイズを採用してるので、軽自動車の中では専用サイズになってるため非常に高いです。