トヨタのアルファードですが、エンジンチェックランプ点灯で入庫してきました。
メーターパネルはこんな状態です。
賑やかな感じになってます。
チェックランプの他にエンジン故障、びっくりマークなんかも点いてます。
故障コードを読んでみるとこの通り。
こちらもたくさん。
エンジンチェックランプっていうと、O2センサなんかが一番真っ先に思い当たりますが、あまり見かけないコードです。
これらは何を指してるのか?
P0741コードの意味
このコードは、車両のコンピューターがトルクコンバータクラッチ(TCC)の動作に問題があると認識していることを意味します。TCCは、自動変速機において、エンジンとトランスミッションの間の動力伝達を制御する重要な部品です。
P0741コードが発生する原因としては、以下のものが考えられます。
- トルクコンバータの故障: トルクコンバータ自体が摩耗したり、故障したりしている場合。
- TCCバルブの摩耗: TCCバルブが摩耗し、正常に開閉できなくなっている場合。
- 内部トランスミッションの故障: トランスミッション内部の他の部品に問題があり、TCCの動作に影響を与えている場合。
- ソレノイドの故障: TCCを制御するソレノイドに故障が発生している場合。
- 配線系の問題: ソレノイドへの配線やコネクターに断線やショートなどの問題が発生している場合。
- 変速機オイルの劣化: 変速機オイルが劣化し、TCCの動作に悪影響を与えている場合。
P075Bの意味
P075Bのコードは、自動車の診断トラブルコードの一つで、「シフトソレノイドGの性能不良または固着」を示します。
このコードは、車両のコンピューターが、変速機内のシフトソレノイドGと呼ばれる部品に問題があると認識していることを意味します。シフトソレノイドは、変速機内の油圧を制御し、ギアの変速をスムーズに行うための重要な部品です。
P075Bコードが発生する原因
- シフトソレノイドGの故障: ソレノイド自体が摩耗したり、故障したりしている場合。
- 変速機オイルの劣化: 変速機オイルが劣化し、ソレノイドの動作に悪影響を与えている場合。
- 電気系統の問題: ソレノイドへの配線やコネクターに断線やショートなどの問題が発生している場合。
- 変速機内部の故障: 変速機内部の他の部品に問題があり、ソレノイドの動作に影響を与えている場合
P2757コードの意味
- トルクコンバータクラッチ: 自動変速機において、エンジンとトランスミッションの間の動力伝達をスムーズに行うための部品です。
- 圧力制御ソレノイド: トルクコンバータクラッチの油圧を制御し、ロックアップやスリップを調整する部品です。
- P2757コード: このソレノイドの性能が低下しているか、または固着している可能性を示します。
つまりはCVT内部です。
この年代のトヨタ車のCVTはロックアップに問題があって、保証延長がでています。
保証延長は新車を登録した日から11年です。走行距離問わずになっているので。
もし実費で修理するってなると、相当な金額に上るので、載せ替えてしまうところも多いかもしれません。
となると30万コースになってくるので、該当の故障が出たらすぐにトヨタへ電話してください。
11年を経過する個体がちらほら見えてきているので。