MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

製造年わずか1年経過のタイヤが高速道路でバーストした件について

昨日、高速道路でタイヤがバーストしたという車両が搬入されました。

リース車で、ノーマルタイヤは1年前に新品にしています。

タイヤをみるとこの状態。

バースト以外の何者でもない状態です。

腑に落ちないのがこちら。

製造年月日をみると、2023年32週と記載されています。1年前に作られたタイヤが高速道路でバーストした。

 

その原因はなんなのか?

もちろん溝だってまだまだあります。

 

高速道路に限らず、ハイスピードレンジでタイヤがバーストする原因は何か?

・タイヤの鮮度が古い

・外的要因

・空気圧不足

主にこの3つが原因として挙げられます。

 

タイヤの鮮度が古いと固くなっていて、バーストすることがあります。

 

このタイヤの場合はまだ製造してから1年経過したくらいなので、鮮度的には問題ないです。

 

外的要因は単純に縁石にぶつけたとかそういった裂傷です。

 

ホイールを見ても特に傷がないので、こちらもとりあえず除外。

 

考えられるとしたら空気圧不足によるスタンディングウェーブ現象です。

 

他のタイヤも同じだけ空気がへってれば、この1本だけでは済まないきがしますので、どこかでパンクをして空気がへっていたところに、スタンディングウェーブが発生したんじゃないかなと。

 

高速道路に乗る前は必ず空気圧の調整とホイールナットのまし締め点検をしてください。

 

命にかかわりますので。

 

 

 
僕は家の車にはTPMSをつけています。
 
これがあるとリアルタイムでタイヤの空気圧がわかるので、異変にすぐ対応することができますので。