MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

日産、1990年代は無敵を誇っていたのに今では9000人のリストラへ

日産が窮地に陥っています。

 

営業利益が前年対比で9割減。9000人のリストラをすると発表されました。

 

いや、これっておかしくないかなと。9000人の末端の人間をリストラする?そもそもの責任は経営陣の責任だと思いますが・・・。

 

思えば1990年代の日産って、販売ではトヨタに水をあけられていましたが最強の布陣だったよなと。

 

スカイラインGT-Rがあって。Z32、シルビア、180SX、パルサーGTi-R。スポーツカーだけでこんなにラインナップがあって。

 

プリメーラも評価が高かったし、フィガロやPAOなんか面白い車も多数ありました。

 

そしてマーチやキューブです。

 

当時のライバルであるスターレットはビッツからヤリスに変わりました。フィットはまだ販売してます。

 

いまマーチってどう?と。

 

間違いなく1990年代っていうと、日産がぬきんでいていました。その当時三菱もイケイケでしたけど。日産のトータル的な商品力はずば抜けていた。

 

今の滑落状態っていうのは、商品力の低下としか言いようがないですよね。売れそうな車って、セレナとノート、サクラくらいしかないですから。

 

でもセレナってプラットフォームが相当古いですからね。ライバルのノア・ヴォクシーやステップワゴンはシャシも見直されています。

 

が、セレナはプラットフォームはそのままに、中身だけを入れ替えてきていますので。

 

e-Powerはエンジン直結モードがないので、高速燃費が悪くアメリカでは販売できませんし。

 

これらを踏まえて、経営陣が責任を取るべきなのは明白であって、それを末端に押し付けるとかって考えられないよなと。