MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

走行距離への考え方

走行距離の考え方って大きくふた通りあると思います。

一つが、距離はなるべく進んでほしくないという考え方。

こちらは、距離が進むと部品は摩耗するし、車自体の価値が下がると考えている人。どちらかというと、車自体を資産と思ってる人が多いですね。

10年落ちでもまだ走行距離が1万キロに満たないから、いい査定になるんだと。

今の時代、人気車であれば、仮に下取りが0の車であっても価値があります。

ネオクラシックカーがいい例で、軒並み新車価格を超えていますので。

 

もう一つが、距離は走れば走るほど偉いと思う人。

僕もどちらかというとこの考え方で、車と一緒に走れば走るほど愛着が湧いてくる。オドメーターは自分と車の歴史を刻んでいる。

 

例えば10万キロぴったりになった時の感動って、結構感慨深いです。特に新車で買っていた車なら尚更じゃないかなと。

 

走行距離って、最初は進むのが嫌であってもある一定の距離を突破してくると、今度はどんどん進んでほしくなってくる。

 

行けるところまで行ってしまえというか、そんな境地に入ってくればしめたものです。

 

そうなると故障して立ち往生するのが怖いので、メンテナンスにも気を配るようになるし、愛着もどんどんと湧いてきます。

 

うちも約2年前にシエンタ君を買いましたが、距離が進むことに何の抵抗もありません。むしろせっかくハイブリッドを買ったんだから、もっとたくさん走ってくれよと。

そういう気持ちでいっぱいです。

 

車って、新しい方がそりゃあ燃費もいいし安全だしエコでしょう。でも、一台の車に長く乗り続けている方がよっぽどエコなんだよねと。

 

日本の重量税に対する考え方は反対です。乗れば乗るほど重量税を下げるなどの処置をしてほしいです。